２０２３ Ｇ１ 桜花賞 予想！

牝馬クラシック、第1弾、「桜花賞」

今年は、例年は「リバティアイランド1強」か、「大混戦」か？！

トライアルで権利を獲った馬が多く、昨年末の阪神JFの上位馬との力関係が微妙な感じなんですよね・・。

こんな年は「虎の巻」では絞り切れません。

とりあえず、消したのは、阪神JFの2ケタ着馬、フラワーカップ、アネモネS組。このあたりは近5年では馬券になってません。

トライアル組では、フィリーズレヴューで権利を獲った馬で、阪神JFに未出走、あるいは5着以下、またはマイル以上での勝ち鞍なしの馬は消し。1番人気で馬券になっている馬は買い。それ以外は消しでOK。

チューリップ賞で、関東馬なら、重賞未勝利にもかかわらず、権利を獲っての出走馬は消しです。

残っているのは「ライトクオンタム、リバティアイランド、ドゥアイズ、ハーパー、モズメイメイ、コナコースト、シンリョクカ、ドゥーラ」の８頭。

おそらく明日はお天気になるとは思いますが、先週までのようなパンパンの良馬場までは回復しないと判断。なので、時計は、そこそこ掛かるはず。

今日の「阪神牝馬S」の時計も、１．３３．９と時計が遅いです。おそらく、この時計よりは速くなるでしょうが、32秒台には入らないくらいのレースになるはずです。

行くウマも、モズメイメイくらいで、大外から、トーセンローリエが来たとしてもペースは上がらず、MペースからSペースでの展開になると想定しています。なので、外枠は不利です。

本来なら外枠の方がバラけてレースはしやすいと思うのですが、今年は前に行く速い馬もいないので、団子状態で4角まで行くとみています。そうなると内枠が有利です。ただ、あまり遅すぎると逆に進路がなくなり詰まることもあります。今日の川田騎手は芝のレースで2回とも詰まって馬券外に人気馬を飛ばしていました・・明日、リバティアイランドで同じことにならないことを半分祈って、半分、飛ぶことを期待しています。

残っている馬からまず消えるのは「ドゥーラ」です。チューリップ賞は不利があったといっても、不利という不利でもなかったし、阪神JFに続いて連敗、しかも2ケタ着。鞍上も関西での戸崎騎手では、手を出しづらいです。怖いのは乗ってる「ドゥラメンテ産駒」というところですが、この馬も、走る産駒は連勝時は勢いがあるものの負けだすと、惨敗が続くのでは・・と思い、消します。

最後に、「コナコースト」も消します。週頭にはこの馬から買うつもりでいました。ただ、やはり、今年はチューリップ賞のレベルがあまり高くなかったことと、この馬自体、キタサンブラック産駒で、あまり、使い詰めは良くないのでは・・と思ってしまったからです。調教は、それなりにみえましたが、馬体重がどんどん減ってきていて、自分の感覚では前走で一杯になったのかなぁ・・という判断に至りました。イクイノックスですら、馬体重が増えなくてあんなに感覚を取ってのローテだったしね。この馬の末脚もいいものを持っていますが、今回は、この馬より切れる馬が多いと思うので、消すという判断です。

ということで、「ライトクオンタム、リバティアイランド、ドゥアイズ、ハーパー、モズメイメイ、シンリョクカ」の6頭で勝負です。

今日は、時間がないので、寸評と印、馬券はまた明日打ちます。

ということで、印はこんな感じ。

◎２ライトクオンタム

○５ハーパー

▲６モズメイメイ

△３リバティアイランド

×１１シンリョクカ

☆４ドゥアイズ

です。

☆ドゥアイズ・・この世代の物差し馬。器用貧乏な感じで、3～5着には来そう。キレがないので差されそうだし、どちらかと言えば、オークス向きかも。

×シンリョクカ・・阪神JF2着でも出走が危ぶまれていたこともあり、万全の仕上げではないかもしれないが、調教も良く見えたし、新馬、G1と流れが違うレース、騎手でも結果を出している点で能力は高いはず。ただ、前走買わずに、今回買うのは負け組の買い方かなぁ・・。少し、外目ではあるもののスムーズに回ってこれたら、キレはあるはずで昨年のスターズオンアースくらい強い可能性もあるかも。

△リバティアイランド・・能力が高いのはわかっているし、枠も今回に限れば有利な内枠。ただ、鞍上が昨日から内で詰まる競馬ばかりしているのが気がかり。おそらく、ドゥラメンテ産駒は不器用な馬が多いので、アルテミスの時もそうだったけど、スッと反応ができないタイプなのかもしれない。ただエンジンが掛かると物凄い能力があるので、突き抜けるかのうせいがあるので、買わないわけにはいかないけど、圧倒的1番人気だけに、この印とどめておきました。

▲モズメイメイ・・典型的な「舐められタイプ」でこんな馬が一番このレースでは馬券になりやすい。おそらくパンパンの良馬場にはならないから前有利なはず。この馬自体はパンパンの良馬場の方がいいらしいが、阪神１６００ｍで２勝してるコース巧者でスローペースでも34秒の上がりも使えるので、この馬がペースを握れば、前残りは十分あるはず。

〇ハーパー・・過去、クイーンS組はあまり評価しないのが自分のスタイルだったのですが、ここ数年で調教やローテーションのイメージが大きく変わり、皐月賞でも、共同通信杯組が活躍するようになってきてるようにこのローテも、桜花賞では機能している感じです。この馬自体阪神１６００ｍでの勝ち鞍もあり、鞍上ルメール騎手に乗り替わるもの好材料。血統的にはハーツ×アルゼンチン血統であまり良くはないのですが、スッと好位も獲れそうだし、モズメイメイとの行った行ったもあるかと。この2頭がしぶとく粘るレースを期待しています。

◎ライトクオンタム・・正真正銘ディープ産駒のラストクロップがクラシックに間に合いました。しかも、昨年、あと少しでG1兄弟制覇の偉業を掴み損ねた武兄弟に今年やってきたビックチャンスです。

新馬ーシンザン記念のレースから、そのDNAは確実に受け継がれているのでここでも期待が膨らみます。少し、小柄で、揉まれた時が心配ですが、キレがあるし、逆に小柄で、間をウマくすり抜けてこれるかもしれません。ノーステッキで完勝の新馬戦と、大外一気のシンザン記念。桜の女王はこの馬に期待します。

3連複◎軸から○▲△×☆の3連複で勝負です。