２０１０ マイルＣＳ回顧録

　京都競馬場で行われた第27回マイルCS(3歳上、GI・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の13番人気エーシンフォワードが道中は中団の内を追走。3コーナーから4コーナの勝負所でも馬群の中で脚を溜めて、直線へ。直線中ほどで前を行く先行馬2頭の間隙を突いて一気に抜け出すと懸命に粘り込み、外から追い込んだ1番人気ダノンヨーヨーをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分31秒8(良)のレコード。さらにハナ差の3着には6番人気ゴールスキーが入った。

エイシンフォワードかぁ・・。前日のデータで全く、データに無かった「前走、スワンＳ5着以下」からの巻き返しと、前走、条件戦からの馬券になった、ゴールスキー。
もう、お手上げ状態です・・。

◎ダノンヨーヨーは、ちょっと、位置取りが悪かったですね・・。名手スミヨンにしては、仕掛けも、遅かったですし・・。まぁ、最後は、Ｇ１級の末脚を発揮してくれましたから、来年こそは、Ｇ１に手が掛るんじゃないでしょうか・・。流石に5連勝で、Ｇ１奪取とは、行きませんでしたね・・・。

○サプレザも最後は、猛追したものの、恐らく、ダノンヨーヨーを見てのレースだったでしょうから、この馬も仕掛けが遅れちゃいましたね・・。2年連続で、好走した通り、日本の馬場も合うんでしょうね。今後、日本で繁殖に上がるかどうかわかりませんが、きっと、いい子を出してくれるでしょう。レイティングの数値通りの素晴らしい走りを見せてくれました。

▲ジョーカプチーノは、この馬の力を十分発揮できました。しかし、速過ぎましたね・・。レコードを誘発したのはこの馬ですから・・・。自分は、この馬は、スプリンターだと思っているんで、次は、来年の「高松宮記念」あたりで狙ってみたいと思っております。

△キョウエイストームは、力通りでした・・。右回りのマイルは連対率１００％でしたし、このレース、穴のミスプロ系と言うこともあり、最下位人気で、思い切った騎乗を蛯名ＪＫに期待したのですが・・・。

△スマイルジャックも、急遽、乗り替わりで、テン乗りの川田騎手でしたが、この馬は、やっぱり、東京コースでこそですね。元々、タニノギムレットは、トニービンと同じで、東京コースのマイルから２４００ｍがベストだと思っているんで、やっぱり、次、狙うんなら、来年の安田記念あたりでしょうか・・。

×キンシャサノキセキは、やっぱり、マイルは長かったですね。あと、やっぱり、データ通り、高齢馬は、マイル以上のＧ１、Ｇ２レースで、来るくらいの馬じゃなきゃダメみたいです。

結果、昨日のデータは、使えないものが数多く、存在してしまいました・・・。これを反省して、新たにデータを加えて、来年の対策を書いておきます。

・６歳以上で、馬券に絡んだ馬は、その年、１６００ｍ以上のＧ１かＧ２勝ちのある馬。３ヶ月以上の休み明けは×。前走Ｇ１以外の２ケタ馬も×

・前２走とも２ケタ着馬も×。

・勝ち馬は５勝以上が必要。連対も３勝は必要。３勝以下の馬は×。あと、前走、接戦でタイム差無しで負けた馬や、１秒以上で負けている馬は、連対できない。

・牝馬の活躍が目立つレースですが、馬券に絡む馬は、Ｇ１馬か、牡馬混合のオープン以上ののレースで勝ったことのある重賞勝ち馬

・富士Ｓ組は、過大評価しすぎないこと。トライアルのスワンＳは、５８ｋ以上を背負って掲示板か、５７ｋで連対した馬か、Ｇ１馬券対象歴のある1番人気馬（こりゃ、苦し紛れか・・？）。（３歳なら５６ｋ）

・３歳馬は、古馬混合戦で５５ｋ以上の斤量で勝利しているか、重賞２勝以上の勝ち馬で、Ｇ１勝ち馬か、古馬混合重賞連対馬。（勝っているほうがベター）

これで、来年は、バッチリか・・！？