ウ、ウマ~な生活

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筋書きのあるドラマ ~大相撲~

2006-03-27 22:07:15 | ニュース

 昨日千秋楽を迎えた大相撲大阪場所。
 見事、横綱朝青龍が、優勝決定戦で関脇白鵬を破って優勝しました。
 決定戦の一番は、両者ガップリ四つから、最後は、朝青龍がキャリアの差を活かして、白鵬が出てきたところを下手投げで、横綱の貫禄を見せ付けました。
 
 が、しかし、この千秋楽の相撲はなんだか怪しい取り組みばかりでしたね。

 こんなことをいったら不謹慎?かもしれないですが、出来すぎです
 まず、今場所大活躍だったモンゴル勢
 
 なんと幕内全員が勝ち越し。千秋楽に勝ち越しが懸かっていた安馬が勝って達成。
 そりゃ~わざわざ、モンゴルから首相がいらっしゃってるんですから、無様な格好は出来ないと、張り切ったにせよ、恐るべしでしたモンゴル勢。
 さらに、3賞もモンゴル勢が独占とまさに、モンゴル場所でしたね。
 次に、大関魁皇。こいつはいけませんよ。
 史上最多のカド番で迎えた今場所。前半で2勝4敗と後がなくなって、親方も引退をほのめかすコメントを出すほどでした。
 しかし、低迷した相撲人気を支えていた魁皇をむげに引退させることはファンも協会も望んではいなかったでしょう。
 ここから、怒涛?の相撲を見せ14日目で7勝7敗の星で千秋楽を迎えることになりました。
 千秋楽の、その相手は、優勝争いで初優勝を目指している白鵬ではないですか! 
 勢いからしてどう考えても白鵬の勝利を疑う余地はなかったですよね。
 しかし、ここがミソですよ。すでに、大関は確定している白鵬は仮に負けても朝青龍の結果次第で優勝決定戦にもつれ込む可能性はあったんですね。
 実は、白鵬は、魁皇を尊敬しているらしく、戦前も「取りにくい」と洩らしていたくらいでしたから、「負けてあげてもいいかなぁ」くらいの気持ちで取っちゃったって感じでしたよね。
 見事、カド番を脱出した魁皇は次の場所で復活してもらいたいですね。
 そして、朝青龍ー栃東の一戦
 前出の一戦で、白鵬が負けて、こちらの取り組みは余計に分かりやすい取り組みになりましたね。
 この一番に勝って、来場所に横綱昇進の望みをつなげたい栃東。
 勝てば優勝の朝青龍。
 しかし、朝青龍としては、もう一回白鵬とやりたいという気持ちがあったのでは?という取り組みでしたね。
 結果的にすべて丸く納まった格好の千秋楽でした。でもなぁ~やっぱり、最後はなんか引っかかる大阪場所でした。


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