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2024 G1 スプリンターズステークス 回顧録

2024-09-29 18:00:00 | G1レース予想

中山競馬場で行われた第58回スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)は、好位追走から直線で先頭に立った西村淳也騎手騎乗の9番人気ルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、直線で内から脚を伸ばしてきた5番人気トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒0(良)。

9番人気のルガルが春の高松宮記念の鬱憤を晴らすG1初制覇。鞍上の西村騎手もG1初制覇。おめでとうございます!勝ちタイム「1分07秒0」はかなり速いです。

予想でも書きましたが、このタイムなら香港馬の出番はなかったですよね。先行して前が止まらない中山1200m特有のレースとなりました。

テンの3Fが32秒0というハイラップを前受してそのまま勝ち切った勝ち馬は本当に強いと思います。高松宮記念では残念な結果になりましたが、これからスプリント界を引っ張っていく存在になると思われます。

2着に△トウシンマカオ。セントウルSの末脚は本物でした。苦手とされている左回りでの勝利は完全な本格化の証でした。この馬にとっては不利な内枠でしたが、溜めて短い直線ではありましたがキレましたね。前が止まらなかったこともありますが、この馬もよく走っています。今年は、中京でセントウルSが行われましたが、中京1200mと中山1200mのリンク度はやはり高いですね。

3着に〇ナムラクレア。この馬もやはり1歩足りない。勿体ない。ただその実力は如何なく発揮されました。ただ、この馬は牝馬だけに来年の上がり目はなさそうですよね・・。年明け、まだ、馬券内にいる競馬ができていれば、まだまだ若い者には負けないという感じで頑張ってくれるかもしれません。

◎マッドクールは、12着。レース後、坂井騎手が「追走でいっぱいだった」とのコメント。確かに昨年の勝ち時計は、今年より「1秒」遅い1分8秒0。高松宮記念も重馬場で時計勝負にはなってないですもんね。この馬は馬格通りの「パワー型」でした。時計の速い決着には向かないことを覚えておかねばばりません。

▲ママコチャは4着。この馬は予想でも書きましたが2,3着馬より、キレル脚がないのでこういう流れになったらキレ負けしてしまいますよね・・。とはいえルガルの位置では競馬はできないでしょうし、昨年、うまく行ったので2匹目のどじょうを期待しましたが上手くいきませんでした。

×サトノレーヴは7着。高松宮記念の時も、G1価値のないルガルが1番人気に支持され、惨敗。(とはいえレース中に骨折あり)同じく単距離重賞を連勝してきた上に、鞍上レーン騎手といういかにも人気するパターンでの惨敗です。中山1200mコースは2桁番には厳しいことはわかっていますが、勝ったルガルは14番。言い訳はできません。予想でも書きましたが、直結コースではない函館、札幌コースの重賞実績だけでは信頼しない方がよさそうです。

☆ウインマーベルは5着。結局、2~5着の馬は持ってるんだけどなぁ・・といういつもの流れです。レース中、やはりこの馬はテンでおかれてしまっています。1400m専用機になったみたいです。スワンSとか、京王杯、暮れの阪神Cでこそでしょう。

ということで、秋初戦は惨敗です。また、最後に消した馬にこられるという不甲斐ない結果です。詰めが甘いですわ・・。


~総評~:1分7秒0という高速決着。こうなると香港馬は用なしです。このコースは改めて馬場状態をしっかり見極める必要がある。時計がはやくなっても前が止まらないレースで、いかにスムーズに4角で4番手以内にいるかで馬券に絡めるかが決まる。差し馬はやはり、内枠から狙うべし。距離ロスなく、しっかり脚が溜まった状態で、直線を迎えることで差しが決まる。外枠は相当な末脚がない限り厳しい。

~予想結果~:◎は、速い時計の決着に弱い点を考慮しなかった時点で失敗。今後は時計のかかりそうな馬場でこそ上位評価するべし。〇は、期待通りの走りも、ワンパンチ足らず。来年は6歳牝馬となり、上がり目は期待できないか?▲は速い時計の決着もキレる脚がない点でもう少し前で競馬をするべきだったが、この展開ではあれが精いっぱいだと思われる。この馬もら来年は6歳。上がり目は?△前哨戦の末脚は本格化の証だった。もう少し外枠ならその末脚で戴冠まであったかもしれない。×G1勝ちのない馬が1番人気に支持されるとこの形はありうる。鞍上込みの人気だったと思われる。タイプ的に◎と同じタイプだと思うので時計のかかる馬場なら上位評価するべき。☆は、やはり1400m向きの馬になりつつある。ただ今回は枠、展開に恵まれて掲示版だが、速い流れではテンでおかれるのでやはり1400mでこそ狙いたい1頭。

来年は好結果を得るように「虎の巻」を更新しておきます。

・スプリンターズSは、前に行く馬が有利。馬場改修後は、良馬場なら、内枠の先行・差し馬に有利。特に坂のあるコースで連対実績のある馬は買い。

・当週の馬場をチェック。時計が速ければ、前残りで、「非サンデー」の馬が強い(特にノーザン系、ミスプロ系、ダート向きの血統が来やすい)。時計が掛かれば、「サンデー」の血を持った差し馬が有利。

・2ケタ人気馬は、極端な脚質の馬を狙う(追い込みか、逃げ。穴は、内枠で、前走3番手以内で競馬している馬)

 ・3歳馬は、1400m以上での連対歴があり、古馬重賞での対戦歴あり、2戦以上馬券対象になっていたら、迷わず抑えること。

・1400mの重賞で馬券になっている馬は、このレースの適正あり。坂のあるコースならさらに信頼度アップ(当然、当該コース中山1200m勝ちのある馬もあり。)

・中山1200m、阪神1200m・1400m、中京1200m、東京1400m好走馬は、買い。特にG2で好走した馬は、このレースに合う。⇒これ、重要!

・JRAプレレーティングで外国馬は、過剰人気の馬は割り引く。日本馬より5以上高い馬は、買い。

・スプリンターズSを勝ちに来る馬は、サマースプリントシリーズを狙って出走しているような馬は消し。セントウルSから始動する実績馬が有利で、シリーズを使ってもセントウルが2戦目の馬。(ただ、2戦を使っても、スプリンターズSの調教が、良ければ、買ってもいいかな)

・サマースプリントの函館・小倉・札幌コースは中山1200mとは適性が違う。中京・阪神1200mはリンク性ありなので、前出の3コースの着順は直結しないので参考程度に考える。

・セントウルSは掲示板の馬で無いと勝負にならない。ただし、秋初戦で58k以上を背負ったG1馬は、除く。(牝馬なら56kg)

・「セントウルS」で馬券になった馬は、本番と同じ馬場になった場合のみ着順がリンクする。

・ミスプロ系(キングマンボ(ロードカナロア)、エンドスイープの血)は、このコース向く。

・7,8枠の外枠は不利。1200m重賞で3馬身以上(0.5秒)で勝ったことあるくらいのレベルの馬のみ馬券になる。

これで、来年はバッチリかな



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