２０１９ Ｇ１ 天皇賞・春 予想！

まさに、「平成最後の天皇賞・春」です。

昨年同様、「大阪杯」がG1に昇格したことによって、種牡馬としての価値は中距離に重きを置かれる現在では、そちらに好メンバーが揃うのか、こちらの天皇賞は、イマイチ、メンバー的には、魅力を感じませんな・・。

しかも、今年は、その「大阪杯」からの参戦は無し。ホント、「隙間G1」という感じです。

さらに、今年は、本命候補だった、「シャケトラ」が調教中のアクシデントで予後不良という残念なことになり、出走頭数も、「１３頭」とホントに「Ｇ１か？」という感じです。

実績馬も、Ｇ１馬は、昨年の菊花賞馬の「フィエールマン」のみ。そして、最強世代の４歳馬と他世代とはレベルの差がありそうで、その４歳世代に、人気が集中しそうです。絞って買ってもどうかというレベル。

とりあえず、「虎の巻」で絞ってみました。

枠⇒今年は、１４番より外がないので、どの馬にもチャンスあり。

年齢での条件で消える馬⇒「ロードヴァンドール（６歳でＧ２の２５００ｍ以上での連対なし）、ヴォージュ（同上）、パフォーマプロミス、（７歳で前年の２２００ｍ以上のＧ１で連対なし）、ケントオー（同上）、グローリーヴェイズ（菊花賞０，５秒差で負けかつＧ２の２５００ｍ以上で連対なし）」

で、残ったのは、「チェスナットコート、エタリオウ、リッジマン、メイショウテッコン、カフジプリンス、ユーキャンスマイル、フィエールマン、クリンチャー」

で、ここから、２頭消します。それは、「カフジプリンス、チェスナットコート」

どちらも、「ハーツクライ産駒」「天皇賞・春ご用達血統」です。産駒が出走すれば、ナント「７分の６」の確率で馬券に絡んでいます。絡んだ馬は、のべ６頭ですが、実際は、３頭。「ウインバリアシオン、カレンミロティック、シュヴァルグラン」が複数回絡んでいます。

まぁ、このレース自体、「リピーターレース」ではありますが、それでも、この確率はすごいです。

ですが、その３頭に、共通するのは、「２０００ｍ以上のＧ２レース勝ち、Ｇ１で連対歴あり」というもの。とりあえず、Ｇ２レース勝ちは必須です。

実は、唯一馬券になっていない年の２０１３年、４着になったアドマイヤラクティは、ハーツクライ産駒だったのですが、この馬、Ｇ３のダイヤモンドＳ勝ちのみの重賞戦績だったんです。何でもかんでもハーツクライ産駒なら走るってことではなく、とりあえず、実績は必要。ハーツクライ産駒ってことだけで、変に穴人気になるようなら、この実績で劣る２頭は消しという判断でＯＫかと。

ということで、「エタリオウ、リッジマン、メイショウテッコン、ユーキャンスマイル、フィエールマン、クリンチャー」の６頭で勝負。

といいたいところですが、これでは、あまりに配当に旨味がない。今回は、さらに絞ります。

消えるのは、「リッジマン」と「ユーキャンスマイル」です。

「リッジマン」は「虎の巻」のデータはクリアしていましたが、勝ったＧ２はステイヤーズＳ。しかも、長距離で連対した時は、軽量のハンデということで、５８ｋｇを背負っての長距離戦では、実際は、結果はでていません・・。やはり、Ｇ２でも２２００～２５００ｍまでのレースでの実績が必要だと考えます。

そして、「ユーキャンスマイル」こちらは、菊花賞３着、その後、３０００ｍ以上のレースを連対しています。いかにも、長距離が良さそうですが、この手のローテは、天皇賞・春では、あまり結果が出てないのです。年明けに２回も３０００ｍ以上のレースを使ってこれが３回目。さすがに、マラソンをこんなに短期間で３回も走るとなると人でも大変ですからね・・。見えない負担は大きいと思います。

しかも、その３０００ｍ以上のレースは、連対していても、軽量の斤量ですから、今回５８ｋｇを背負ってのレースは、厳しいと判断。結構人気もしてるし、切るのが正解だと思いました。

 平成の盾男、武豊騎手が香港出張中なら、名手デムルメが展開の読みを間違えることはないでしょうからね。この２人のどちらからは、馬券にからむはず。

ということで、この４頭で勝負。

◎エタリオウ

○フィエールマン

▲メイショウテッコン

△クリンチャー

です。

今回は絞ったので、３連単ボックスと馬連ボックスで勝負です。

平成最後のＧ１。

１勝馬で、父を超えて、悲願のＧ１制覇となるか？エタリオウ。

ディープ産駒、最初で最後の春天制覇になるか？フィエールマン。

調教師、騎手ともに父子で天皇賞制覇がかかるメイショウテッコン。

「平」山牧場生産馬、クリンチャー騎乗の、三浦皇「成」騎手が初Ｇ１勝利をこの「平成最後の天皇賞」で達成するのか？！

楽しみな１戦です。