２０１７ G1 フェブラリーS 回顧録

２０１７年中央競馬のＧ１開幕戦「第３４回フェブラリーＳ」（芝１６００メートル・晴・良）は１９日、東京競馬場１１Ｒで行われ、Ｍ・デムーロ騎手騎乗の２番人気ゴールドドリーム（牡４＝平田厩舎、父ゴールドアリュール、母モンヴェール）が勝ち、２度目の重賞制覇で初のＧ１勝利を飾った。勝ちタイムは１分３５秒１。

〇ゴールドドリームが、昨日亡くなった父ゴールドアリュールに捧げる弔い勝利を収めました。「現最強世代4歳馬」は、ダート界にも誕生です。まぁ、今回は、ドバイ出走組や、グレンツェンドも出走してなかったので、まぁ、「暫定的」ではありますけどね・・。今日の東京はやたら「ゴールドアリュール産駒」が来てたので、この馬にはベストな馬場でした。

まだまだ強くなりそうだし、今後も楽しみな１頭です。

２着は◎ベストウォーリア。まぁ、勝ち味に遅い馬ですが、堅実さでは現在１番です。どの競馬場でも、どんな馬場でもこなすわけで、文字通りの「器用貧乏」では、ありますが、馬券の軸には最適な馬です。そういった意味で◎を打ったのは正解でした。

３着は、「まさか」の「カフジテイク」１番人気だったこの馬、今日の馬場なら、間違いなく「お客さん」だと思っていたのですが、最後方から、あの異次元の末脚は「ホンモノ」でしたね・・。マイル以上のレースで連対したことのなかった馬が馬券に絡むのは想定外。しかも、ダートレースなのにもかかわらず、東京コースでは、すべて上りが「３４秒台」という芝並みの末脚を使うこの馬。本当に脱帽です。ベストは１４００ｍなんでしょうが、今後、距離の融通が利くようになれば、今後も怖い１頭なのは間違いなです。「砂のデュランダル」って感じです。

▲モーニンは、もまれ弱いと聞いていたのですが、世界最高ジョッキームーアをしてもこの大敗。やはり、この馬は「外枠」じゃないとダメかもしれませんね。あと、昨年のようなスピードレースにならなかったのもこの馬にはむきませんでした。

△ノンコノユメも同じ口。昨年とは全く違うレースになりましたし、去勢後なかなか、状態が戻ってきませんね、馬体重は、昨年の同時期くらいには戻っていましたが、パドックもイマイチに見えましたし、ひょっとしたら、去勢があまり良くなかったのかもしれません。まだその効果が出てないのかもしれませんが、昨年までは素晴らしい成績だっただけに見くびれませんが、少し残念な結果でした。

×コパノリッキーは、毎回の逃げ口上になりますが、逃げ馬が逃げれなかった時の脆さがモロにでましたね・・。ひょっとしたら、年齢が年齢だけに終わっているかもしれません。もう今後は、中央では馬券は買わないかなぁ・・。

予想は的中でしたが、人気馬同士の決着。しかも３着抜けでかろうじて当たったという感じ。勿論、トリガミです。

昨年の前半戦の「１番人気から買う馬券」作戦ならば、的中だったかな・・と、いきなり方向転換も考えましたが、昨年もよくよく考えたらフェブラリーSは今年と同じく「馬連」が当たっただけだったんですね・・。しかも、同じようなことを回顧録にかいてある・・。全く、成長してないなぁ・・。とは言え、昨年は、「終わり良ければ総て良し」でしたから、昨年同様、試行錯誤しながら、馬券的中＆高配当目指して予想してまいりたいと思います。

とりあえず、来年に向けて「虎の巻」に追記しておきます。

・７歳で、Ｇ１勝ちのない馬は消し。逆に7歳でも、過去５走以内に、マイル以上のＧ１連対がある馬なら、狙っても良い。（ただ、1着は無いかも・・）

・８歳以上の馬で馬券になるのは、このレースで過去に連対したことのある馬のみ。

・近2走で、どちらかで連対している馬は、買い。特にＧ１の馬券対象馬は買い。（3着まで）

・重賞連対歴のない前走、条件戦出走馬は消し。

・芝・ダートのマイルＧ１勝ち馬も買い。コースは、芝・ダ東京１６００．盛岡１６００ｍ

・マイル以上の重賞勝ち馬も買い。特に東京１６００、京都１８００、阪神１８００、大井２０００、川崎２１００の重賞勝ちは要チェック。

・根岸Ｓ組（G1馬券対象になったことのある馬以外）は、マイル以上で勝ちのある馬か、東京１６００ｍの重賞で馬券対象になったのみ。馬券的には３着までの馬で十分。

・根岸Ｓ着外からの巻き返しは５９ｋｇを背負っていた馬のみ。

・「東海Ｓ」馬券対象馬は、買い。このレースに直結する。中京１８００ｍコースの好走歴のある馬は要チェック。

・近年は、ロベルト、サンデー、ミスプロ系が強い。

・外国人ジョッキーは買い。

・雨なら、差しも効くが、基本、時計のある、前目で踏ん張れる馬が強い。晴れなら、スタミナのあるパワータイプの馬が強い。

・東京コースは、カーブが２回なので、スピードの持続力が必要。前目の馬が有利で、前走より、距離短縮の馬が有利。外枠が芝を走る距離が長いので、芝力がある馬が外に入ると有利。内枠が不利で、外枠は、有利。

・芝からの転戦組は、Ｇ１馬以外は消し。（ダート未出走の馬で、人気になっている馬は、特に軽視しても良い。ってか、ダート初出走の馬は、人気になっていれば、Ｇ１馬でも、消しで正解！）

・地方馬は、２０００ｍ以上の交流G1を勝つくらいのレベルの馬なら、買ってもいいが、それ以外なら、消し。

・このレースは、リピーターレースでもあるので、東京１６００ｍで、好走した馬は買い。

・フェブラリーSは、距離短縮馬が活躍しやすい。特に、根岸Ｓ以外からの距離延長で出走はいらない。その根岸Ｓ組も前述のように、3着までの馬か、５９ｋｇを背負って負けた馬い以外はいらない。

・東京１６００ｍは芝スタートなので、阪神２０００ｍと共に、好走した馬は、買い。

・牝馬は、牡馬混合重賞勝ちか混合Ｇ１連対のある馬のみ。

 

これで、来年もバッチリか！？