北京五輪女子柔道48キロ級の谷亮子が銅メダルを獲得しました。
準決勝でアリナ・ドゥミトル(ルーマニア)に指導ひとつの差で敗れ、3連覇の夢はかなわなかったんですが、キッチリ、3位決定戦では、谷選手らしい1本勝ちで銅メダルをてにしました。
バルセロナとアトランタの決勝において2回連続で敗れた後、「最低でも金」と臨んだシドニー大会で金メダル、結婚後のアテネで連覇を果たし、2005年末に長男を出産した後、初めて出場した国際大会の07年世界選手権では「ママでも金」を達成。今大会も女子柔道初となるオリンピック3連覇を狙っていただけに悔しい銅メダルとなってしましました。
でも、よくやりましたよ。頑張った。自分も含めて、「谷は金!」と、勝手に日本国民は思いこんでいただけに、ちょっぴり、残念だったかも知れません。
まぁ、一番悔しいのは、谷選手本人でしょうが、3位を決めた後のコメントは、悔しさを覗かせながらも、清々しいものでした。素晴らしいと思います。
今回、この最軽量級は、男女ともに、代表選考の時点でいろいろあっただけに、谷選手にも、余計にプレッシャーがかかったかも知れませんね。実績か?、勢いか?女子は前者を、男子は後者を選択した訳ですが、この結果を、協会はどう、とらえるんでしょうか・・・・・。
それと、個人的な意見でなんですが、前回のアテネくらいから、もうこの競技は、「柔道」ではなく、「JUDO」と言う競技になってしまってますよね・・・。
日本の歴史のあるお家芸「柔道」ではなく、単なるスポーツ競技「JUDO」
素人考えですが、これからオリンピックで、この競技でメダルを目指すならこの「JODO」向きの選手の育成が急務でしょうね。
ともあれ、今日、見事、銅メダルを獲得した谷亮子選手には、心から拍手を送ります。おめでとうございます。
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