２０２１ G1 天皇賞・春 予想！

古馬長距離チャンピオン決定戦、「天皇賞・春」

今年と来年は、京都競馬場の改修工事に伴い、「阪神競馬場」での開催となります。「阪神３２００ｍ」というレースは番組自体レアで、「外⇒内周り」とトリッキーなコースで行われます。

もう、「新設Ｇ１」と言ってもいいくらいコースデータが当てになりません。ということで、「虎の巻」が参考にならないレースになっています。

さらに、前哨戦の「阪神大賞典」は重馬場での開催。これも着順が素直に信用していいものかも疑問です。

そして、明日のお天気も微妙。もう、春のＧ１はお天気予想込の予想となっていて、お天気の予想が外れた時点で、馬券も外れるような感じになってます。

今日の馬場が明日とリンクするとも限りませんからね・・。ただ、連続開催になっているので、地盤はしっかり作っているので、晴れれば高速馬場に、多少の雨なら、パワーが必要な馬場になる感じで予想していきます。

以前の京都コースでは、「スピードと下り坂をいかに上手に下るか」が最大のキーポイントとなっていました。なので、「ディープ、ハーツ、ステイ」の御三家の独壇場でした。この傾向が、この阪神競馬場に替わって継続するのかが一番のポイント。

結論から言えば、「ノー」でしょうね。瞬発力より持続力のパワー勝負になると予想します。

コースデータでは「虎の巻」も使えないのですが、とりあえず、馬を絞っていきます。

いろいろ吟味した結果、「シロニイ（７歳でG2勝ちなし）、マカヒキ（８歳では・・）、ディバインフォース（前走条件戦３着では・・）、ジャコマル（７歳でG2勝ち無し）、ゴースト（前走、心房細動の影響が心配）、メイショウテンゲン（ムラ駆けだけに）、ナムラドノヴァン（軽ハンデと道悪でこそ）、８枠で３番人気以下は消し。（オセアグレイト、メロディーレーン、オーソリティ）」ということで、１０頭が消し。

残ったのは、「ワールドプレミア、アリストテレス、カレンブーケドール、ディアスティマ、ユーキャンスマイル、ディープボンド、ウインマリリン」の７頭。

ここから、まず「ウインマリリン」を消します。G2日経賞勝ちですが、軽ハンデでしたし、７枠１４番も不利。内枠だったら買ったかもしれませんが、皐月賞を勝った若武者・横山武史騎手も阪神だけに信用度は高くありません。昨年のクラシックに出走していた馬のレベルが？と思えるだけに残った馬の中では一番評価が低かったので消します。

そして、「カレンブーケドール」も消します。「牝馬ステイゴールド」襲名できるくらいのシルバーコレクター。血統的には、マイル～２４００ｍがべストの馬。ここに駒を進めてきたのことが不思議ですが、その路線では、G1勝ちできないと思い、出走馬のレベルを鑑みて、ここなら勝負になると判断しての出走かと思います。ただ、牝馬で「５６ｋｇ」を背負って３２００ｍのG1を勝つにレベルかと言えばそこまでではないかなぁ・・と判断しました。人気になっていますし、それなら消しということです。

で、残ったのが、「ワールドプレミア、アリストテレス、ディアスティマ、ユーキャンスマイル、ディープボンド」の５頭で勝負です。

印はこんな感じ。

◎１ワールドプレミア

○７ユーキャンスマイル

▲１２ディープボンド

△２アリストテレス

×５ディアスティマ

⇒１５オセアグレイト

です。

 

ワールドプレミアは、やっと、まともなローテでG1出走。ディープ産駒ですが母系スタミナ満点のドイツ血統ですし、今年のメンバーなら、G１．２勝目が期待できます。

ユーキャンスマイルは、昨年の回顧録では、「キンカメ産駒」はこの距離にはむかないですね・・と書いてあり、2019年度産駒がラストクロップだけに、キンカメ産駒の春天の勝利は厳しいかな・・。とも書いてありますが、４歳時５着、５歳時４着と順位を上げていますし、何より「京都⇒阪神」になって一番喜んでいるのはこの馬かもしれません。スピードが足りないこの馬にとってはパワーが必要な阪神では一発あるかもしれません。

ディープボンドは、確かに阪神大賞典はハマった感もありますが、クラシック３冠はコントレイルの援護に回っていた感もあり、気兼ねせずに乗れるこの路線で能力が開花したようにも思えます。飛びも大きいですし、決して重馬場だけが得意ではないと思います。良馬場でもスタミナ満点で、前走くらいはやれると思います。この馬も、京都よりも阪神に変わって、ラッキーだと思っている１頭だと思っています。

アリストテレスは、前走が案外で、やはり、４歳馬のレベルが？とも思いました。馬場と折り合いが敗因とのことですが、直線では内に寄れいていましたし、純粋にスタミナに？が付くのではと思っています。この馬は京都の方が良かった口じゃないかなぁ・・内枠もこの馬にとってはマイナスだと思っています。これをどうさばくか？ルメール騎手の手綱さばきに注目です。

ディアスティマは、クラシックに間に合わなかった馬で、逆に、底が見えていなくて、阪神３２００ｍ勝ちの実績を買われて上位人気に支持されていますが、「レイパパレ」ほどの大物感はありません・・。正直、人気先行でいわゆる、「危険な人気馬」なんですが、乗れてる北村騎手だし、牝馬２頭よりは、こちらの方が、勝負になりそう。脚質的には前にいるだろうし、格上挑戦に強いディープ産駒なので、一発あるならこの馬かな・・。

ということで、◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックスで勝負です。当たっていいGWにしたいなぁ・・。

～追記～　５月２日　１４：４０分

阪神２Rにて北村友騎手落馬負傷のため、ディアスティマが乗り替わりになったため、予想を変更いたしました。

５ディアスティマ⇒１５オセアグレイトで馬券を買いました。

これで、もし、ディアスティマが来ても、文句はありませんが、できれば、当たって欲しいなぁ・・。