ミラクル！栄冠は、佐賀北に輝く

甲子園の決勝戦。古豪、広島県代表、広陵と激戦を制して勢いに乗って決勝戦にコマを進めた佐賀県代表、佐賀北との一戦は、昨年の決勝戦にも、ヒケを取らない、ドラマチックなゲームとなりました。


序盤、先制した広陵は、今大会、無失点の佐賀北のエースの久保君を攻め、２点の追加点を挙げ、４－０とリードを広げ、優勝の二文字をほぼ手中に引き寄せました。

広陵のエースに１安打に押さえられていた佐賀北打線は、全くタイミングがあっておらず、準決勝までに見せた勢いもなりをひそめ、もはやここまでか、やはり、最後は古豪の底力に屈してしまうのかって思って見てました。８回裏の攻撃が始まるまでは…。


ミラクルは、ここから始まりました。
これまで、全くタイミングがあっていなかった打線が、ボールを見極め、食付き準決勝までのように、つながりのある打線に変わっていったのです。

押し出しのフォァボールで１点を返した後、今大会、２本のホームランを放っている副島君が勢いのままに劇的な逆転満塁ホームランを放ったのです。

もう鳥肌立ちまくりの状況でした。
今年も、甲子園に、野球の神様は、素晴らしいシナリオを用意してくださいました。

甲子園、最後に、感動をありがとう。