２０１１ Ｇ１ マイルＣＳ 回顧録

京都競馬場で行われた第28回マイルチャンピオンシップ(3歳上、GI・芝1600m)は、池添謙一騎手騎乗の5番人気エイシンアポロンが中団追走から、11番人気フィフスペトルとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気サプレザが入った。1番人気リアルインパクトは5着、2番人気リディルは14着に敗れている。

来、来ましたよ～！　

ビッグウェイブ！

◎エイシンアポロンが、見事、新マイル王の栄誉を手にしました。まぁ、今日は、この馬向きの馬場になったことも、かなりのプラス材料でしたが、やっぱろ、現４歳世代は、強い世代だと思います。勿論、ノリに乗ってる池添騎手の好騎乗も光りましたが、Ｇ１馬６頭を相手に、会心の勝利でした。

△フィフスぺトルが、低評価を覆す激走で２着。実は、この馬、最初は、２番手の評価だけだっただけに、ちょっと、悔しい部分もあります。自分の予想の中では、この馬が、一番、穴がなかったので、もっと、正確にジャッジしていたら３連単までも取れてたなぁ・・。この馬、０１年の「ゼンノエルシド」と凄いかぶってて、穴なら、これ！と思ってたんです。調教もいい動きだったし、内枠の利を生かした横山騎手の好騎乗が光りましたね。

○サプレザは、最後の直線で、ダノンヨーヨーとの追い比べに、首差競り勝ち３着を死守。最後の直線は、思わず、声を挙げての声援を送りました・・・。過去２年同様、日本の馬場に適性を示しました。オーナーが吉田氏であることから、このまま、日本で繁殖に上がるんでしょうね。いい子を産んでもらいたいですね。

▲シルポートは、自分の形に持ち込めませんでしたね・・。思った以上に、ライブコンサートにつつかれて、気分良く行けなかったのが、残念でした。

×ミッキードリームは初距離の１６００ｍのペースについていけなかったのかなぁ・・。今後、中距離では、期待できると思います。

△リディルは、どうしちゃったんでしょうかねぇ・・。１４００ｍがあまりに鮮やかすぎたのですが、この馬は、内枠でこその馬でしょうか？前日、クラレントでも、被害を被った身としては、小牧騎手には、もっと、頑張ってもらいたいところです。

結果、昨年の「虎の巻」のおかげで、３連複をゲットすることが出来ました。（３連複　３８９２０円！）　今回の勝利で、今年は、プラス収支で、２０１１年度の競馬を終えれそうです。あざーす

その「虎の巻」に、もう少し、データを追加して、さらに、精度を上げたいと思い、虎の巻の検証と共に書いておきます。

・６歳以上で、馬券に絡んだ馬は、その年、１６００ｍ以上のＧ１かＧ２勝ちのある馬。３ヶ月以上の休み明けは×。前走Ｇ１以外の２ケタ馬も×

・前２走とも２ケタ着馬も×。

・連対馬は、最低３勝は必要。３勝以下の馬は×。あと、前走、、１秒以上で負けている馬は、連対できない。

・牝馬の活躍が目立つレースですが、馬券に絡む馬は、Ｇ１馬か、牡馬混合のオープン以上ののレースで勝ったことのある重賞勝ち馬

・富士Ｓ組は、過大評価しすぎないこと。トライアルのスワンＳは、５８ｋ以上を背負って掲示板か、５７ｋで連対した馬か、Ｇ１馬券対象歴のある1番人気馬（こりゃ、苦し紛れか・・？）。（３歳なら５６ｋ）

・３歳馬は、古馬混合戦で５５ｋ以上の斤量で勝利しているか、重賞２勝以上の勝ち馬で、Ｇ１勝ち馬か、古馬混合重賞連対馬。（勝っているほうがベター）

・このレースは、コースは違えど、中山１６００ｍの重賞で、好走した馬が穴をあける。

・天皇賞・秋から参戦してくる馬は、５番人気以内の馬で、そもそも能力が高い馬。

・時計が掛る馬場なら、欧州系のノーザン系、ミスプロ系、ロベルト系や外国馬（時計のある馬）が強くて、時計が早い馬場なら、サンデー系（タキオン、ディープなど）が強い。あと、ダートっぽい血統で、持続力がある馬が、穴になる。

これで来年もバッチリか？！