中山競馬場で秋の快速ホース決定戦、スプリンターズS(3歳以上・GI・芝1200m・1着9500万円)が行われ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ロードカナロアが、道中中団待機から4コーナー大外を回って徐々に押し上げると、先に抜けてきた1番人気で国内スプリントGI3連覇が懸っていたカレンチャンを一気に外から交わし、最後は3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分6秒7(良)のレコード。
△ロードカナロアが、新スプリント王に輝きました。大外枠でしたが、やっぱ、岩田騎手は、凄いね・・。判断が天才的。やっぱ、この人、「長嶋茂雄」的感覚の持ち主。セントウルSで、負けて、この馬の乗り方を掴んでるんだから・・。最初は、この馬も、◎候補だったのですが、やっぱ、大外枠って、中山では、かなり不利なので、評価をおとしたのですが、「チーム安田」で、競馬するなら、最初から言って欲しかったなぁ・・。
○、ダッシャーゴーゴーは、その「ダシ」に使われて、最下位と言う結果。まぁ、調教で、ロードカナロアに完全に負けてたんですが、3頭の中で一番枠順が内だっただけに、横山騎手が、何とかしてくんないかなぁ・・と思っていたのに、完全にラビット役になってましたから・・・。
◎カレンチャンは、やっぱり、「香港G1」狙いでしたね・・・。安田厩舎的には、3頭出して、必ず勝ち馬を出す!ってことで、仕上げてたんでしょうし、年齢的にも、次世代のエースに「3連覇」を託して、先輩には、「国際G1馬」になって貰うという青写真ができてたんでしょうね・・・。でも、2着でも立派です。
▲サンカルロ、実は、もう少し、勝ち時計が、遅くなると思っていたのですが、10Rで1000万クラスで、1.07.6って時計がでてたんで追い込みじゃ、ダメだわ・・と思ったんですよね・・。隣で3着に飛び込んだドリームバレンチノのようなレースが理想でしたが、持ち時計が無い馬には、厳しかったなぁ・・。(ドリームバレンチノは1.07.4って時計があったのが激走の要因でしょうね。。)
△パドトロアは、結果、このレコードを誘発したペースを作った訳ですが、やっぱ、サマースプリント王は、なかなか本番では、活躍できませんね・・。出がらし感がありましたね。やっぱ、調教で、前走以上の動きがないと、買えないなぁ・・(昨年のエーシンヴァーゴウは本番の調教が良かったもんね・・)
×エピセアロームは、思った以上に強かった・・・。今後、「スプリント女王」の名は、この馬が、継承するじゃないのかな?この路線になって、まだ、底を見せてませんし。外枠じゃなければ、面白かったんじゃないでしょうか?
結果的には、「完敗」でしたが、ほとんど「虎の巻」に書いてた通りで良かったんだけどなぁ・・。ただ、今年は、異常なまでの高速馬場。前に行かなきゃ勝負にならなかったですし、外枠に強い馬が固まって内の馬で来れたのは、時計のあったドリームバレンチノという結果。これが、来年のレースの参考になるかは、ちょっと、わからないのですが・・。
まぁ、取りあえず、来年のために傾向と対策を再び書いておきます。
・JRAのプレレーティング、日本馬上位6頭は買っておけ!(カレンチャン、ロードカナロア、サンカルロ、ダッシャーゴーゴー、エピセアローム、パドトロア)
・スプリンターズSは、前に行く馬が有利。特に坂のあるコースで連対実績のある馬は買い。差し馬ならは、32秒台の足のない馬は届かない。
・枠は、先行馬は、内枠。差しなら、外枠。
・サマーシリーズ函館、札幌コース好走馬は、買い。(カレンチャン、パドトロアは札幌、キーンランドC好走馬。ロードカナロア、ドリームバレンチノは函館SS、パドトロアも函館のオープン勝ち)
・2ケタ人気馬は、極端な脚質の馬を狙う(追い込みか、逃げ)
・牝馬かセン馬は、1頭絡む(カレンチャン)
・阪神1200m・1400m好走馬は、買い。特にG2で好走した馬は、このレースに合う。
・JRAプレレーティングで外国馬は、過剰人気の馬は割り引く。日本馬より5以上高い馬は、買い。
・先行馬が有利で、4角、6番手以内の位置にいないと厳しい。
・前述の函館SS、キーンランドCの好走馬プラス、小倉の北九州記念を前目で踏ん張った馬(軽ハハンデではなくて)は買い。
・セントウルSは掲示板の馬で無いと勝負にならない。ただし、秋初戦で58k以上を背負ったG1馬は、除く。(牝馬なら56kg)
これで、来年はバッチリかな
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