東京競馬場で行われた第44回ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は、道中は後方待機、4コーナーで外から上がって直線で各馬を差し切った武豊騎手騎乗の1番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が優勝した。勝ちタイムは2分25秒5(良)。
◎ドウデュースが並み居るG1馬を撃破して5つ目のG1勝利。日本ダービー以来の東京2400mでの勝利です。これで、秋古馬3冠に王手です。過去、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ以来達成していない大記録。ディープや、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、イクイノックス、キタサンブラックという名だたる名馬ですら達成していない快挙ですからね・・。期待せずにはいられません。
すでに、有馬記念は昨年勝ってますから、秋の芝の古馬G1はすべて勝ってます。これは、前述の2頭とキタサンブラックとイクイノックスとこの馬しか達成していない大記録。まぁ、2歳から5歳までG1を勝った時点でも歴史的名馬ですがここにさらに箔をつけることになるかもしれません。
状態次第ですが、有馬記念も期待して良さそうです。本来、この馬は小回り向きだと思っていたので、本格化した今だから東京コースでもあの鬼脚が使えるようになったと思っています。機動力の高い馬なので、次走も無事に走り切ってもらいたいです。
2着に〇ドゥレッツアとシンエンペラーが同着。映像では、シンエンペラーが最後、交わしたように見えて、馬券的に外れた~と肩を落としたのですが、確定ランプが灯ると「同着」の文字が!何とか馬連を的中することができました。(まぁ、配当は半額で思いっきりのがミリですが・・)
ドゥレッツアのビュイック騎手はやはり上手いですね。ペースが遅いと見るや、一気に鼻を奪ってペースを作りました。個人的には予想通りの展開。あとは、人気薄を引き連れてくれれば・・と思ったところに、内からシンエンペラー。
ダービーでは高評価したのですが、凱旋門賞ではイマイチ。あの結果は、まぁ馬場も悪かったですが、ロンシャンの適性がなかったとおもうべきだったのかな・・。東京2400mで好走したわけで、日本の馬場向きだったということでしょうね。3歳で、この相手に2着したわけですが、これは本物かなぁ・・。勝ち味に遅い点が気がかりですが、来年、成長すれば世代を代表する1頭になる可能性はあるかもしれません。
このコース、やはり、ドゥラメンテ産駒は走りますね。ディープが走る馬場は走る感じ。早世が悔やまれますね・・。
4着に☆チェルヴィニア思った以上に走りました。ただ、予想通りの結果。ここで馬券になった3歳牝馬は、3冠牝馬の中でも名だたる名牝ばかり。この馬はそこまでのレベルではなかった感じです。あとハービンジャーってのも引っかかった点。おそらく、2400mも長いはず。
来年は、マイル~2000mあたりなら牡馬相手でもいい勝負するかもしれません。特に東京マイルは面白そう。ヴィクトリアマイルや安田記念は思い印を打ちたいです。
5着に△ジャスティンパレス。ディープ産駒も残り僅かになりましたが、やはり5歳になったら好走は難しいか・・。天皇賞・秋も4着。有馬に出ても6着当たりじゃないかなぁ・・。こちらも、予想通りC.デムーロ騎手が前目に構えた点もよくなかったのかもしれません。が、ドウデュースと同じ位置からなら間に合わないし致し方ないでしょうね。
×スターズオンアースは7着。この結果も、納得。予想でもおそらく、次走の有馬記念が本番という作りだと思っていたので、能力で走られたらいやだなぁ・・と思って5番手評価でした。しかも、2年連続の大外枠。これは、鼻から勝負になりません。次走の有馬記念は思い印を打つつもりです。
▲シュトルーヴェはスタートで終了。あの出遅れはいただけませんでした。ただ、この馬も敗因はスタートと最後の直線でのコース取りの失敗だと思うので、鞍上が外国人騎手にでもなれば、もし有馬記念にでるようなら買ってみたい1頭です。期待してます。
ということで、馬連だけ的中。思いっきりのガミリですが、2週連続で的中はできました。あとは、この流れで大きいところが取れれば何とか有馬記念までの資金は残せそう。来週こそはバッチリ当てたいです。
~総評~:◎ドウデュースが鬼の末脚を繰り出してG1、5勝目を手にした。鞍上武豊騎手とのコンタクトも素晴らしい。次走がラストの有馬記念。昨年勝っているレースでもあるし、このまま状態が良ければ、本命視せざるを得ないだろう。2着のドゥレッツア、シンエンペラーは来年以降に期待。どちらも、まだ、そこを見せてないだけに今後も期待。ドゥラメンテ産駒は改めて東京2400mは走ると実感させれた。ほぼ予想通りの結果。チェルヴィニアもそこまで強くなかったし、スターズオンアースもおそらくメイチは次走の有馬記念。ジャスティンパレスはもう馬券には絡めそうにないかも。シュトルーヴェは、出負けと、直線でのコース取りでの敗因と思うし、鞍上強化なら次走楽しみ。海外勢はやはり、欧州馬には東京の芝コースは速すぎて対応できないと判明。マイルの香港馬くらいしか相手にならないだろう。
~予想結果~:◎見事、G1、5勝目をゲット。ラスト有馬記念で秋古馬3冠の偉業に期待。〇は鞍上の好判断でスタミナを活かして2着死守。ドゥラメンテ産駒の相性の良さを発揮した。▲スタートで出遅れがすべて。鞍上強化で次走期待。末脚上位だけに今後も期待できる1頭。△距離延長、鞍上強化で期待も、得意の後ろで溜める戦法ではなくある程度位置を取って末脚を活かしきれなったのが敗因か?ディープ産駒の5歳馬では旬を過ぎたいんしょうもある。×大外枠は厳しかったし、おそらく、次走が本番。能力の衰えは感じなかったし、次走期待。☆人気した3歳牝馬も予想通りの結果。やはり、3冠クラスの牝馬じゃないと馬券内は厳しい。ハービンジャーも、古馬に混じれば2400mでは分は悪い。
「虎の巻」的には、的中してますがもう少し、精査して項目を増やして、とりあえず、更新しておきます。
・日本向きの血統じゃない馬で、時計のない外国馬は消し(カナダ、ドイツ、香港当たりで速い時計で勝負になった馬のみ)
・3.4.5歳馬が強い。特に3歳馬はクラシック連対馬は買い。(ダービー、菊花賞は特に)
・3歳牡馬で菊花賞5着以下は、消し
・6歳馬以上は、G1馬以外は、前2走のどちらかで2000m以上の重賞連対くらいは欲しいところ。(とくに京都大賞典とか、天皇賞・秋)
・8歳以上の高齢馬は消し。
・天皇賞、菊花賞からのステップは、買い。天皇賞・秋の勝ち馬は、次走も、好走する確率が高い。(特に、JCや、マイルCSなど)
・本来、レベルの高いレースであるので、リピーターレースになりやすい。馬券に絡んだことのある馬は、翌年以降も要注意。特に3,4歳で絡んだ馬は翌年も馬券になる可能性あり。5歳馬は、可能性は低いがG1馬なら注意が必要。
・スローペースになりやすいので、前目で瞬発力のある馬を狙う。内枠が有利。
・乗り替わりなら外国人ジョッキーに乗り替わった馬は評価するべき。
・牝馬はG1馬のみ。(ただし東京の2000m以上のG2、G1で馬券対象になったことのある3歳牝馬で東京コース着外なし(掲示板)なら、斤量差で、馬券対象になりうる)
・古馬で凱旋門賞・天皇賞・秋からの参戦で、天皇賞・秋の勝ち馬以外で、2200m以上の重賞で連対したことのない馬は消し
・連対するなら、G2クラス以上で、2000m以上の連対経験のある馬のみ
・古馬になったらスタミナ色の強い馬が馬券になりやすい。リピーター以外なら、菊花賞や、天皇賞・春で馬券になったことのある馬が馬券対象になりやすい。
・逆に3歳馬や、牝馬は、東京のマイルや2400mのG1で勝利や連対したことのある馬や、マイル寄りの血統の馬の方が馬券になる。(スピード重視型)
・3歳牝馬はG1連対は必須。古馬牝馬なら、牡馬相手の重賞で馬券対象になっていることは必須。
これで来年も、バッチリかな?!
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