と言うことで、この旅行、最後のディナーに向かいます。 時間は、すでに午後10時過ぎと、かなり遅めの出陣となりましたが、相変わらず、結構、雨は、降り続いているんです・・。
とは言え、美味いモノを食べるためなら、豪雨の中でも、ヘッチャラです。 ホテルを出て、徒歩で、チョンガッ(鐘閣・Jonggak・131)駅を目指します。「プレジデントホテル」からなら、約15分くらいもあれば、行ける距離です。ただ、途中、道を渡るため、地下街に降りたのですが、外は、雨が降っていたこともあって、浮浪者が結構、地下道に、宿泊されてます・・。上手に段ボールで家を作って。昼には、全く、見かけないのですが、あまり、遅い時間に出かけると、ちょっと、物騒かも・・。
で、今回、行ったお店と言うのがこちらの、「ソレカルメギサルブソッコギ(鐘閣店)」 一緒に行った、友達が、韓国通の友達から聞いた、美味しいお肉のお店ってことで、楽しみにしていたお店です。
行き方は、地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣・Jonggak・131)駅からなら、4番出口を出て、そのまま直進します。50mほど行くとある二つめの路地を右へ入り、直進し、100m弱ほど進むとある二つめの角を左に曲がってすぐ右手にあります。徒歩約5分。セブンイレブンが目印です。
プレジデントホテルからなら、駅まで行く途中の清渓川を渡った道を右折して、スターバックスを過ぎた道を左に曲がって行くと、前述のセブンイレブンが見えるので、そこを右折したらお店はあります。
で、こちらのお店、何がいただけるかと言うと、「カルメギサル(豚の横隔膜のお肉)」をメインに、「ブソッコギ(付属肉=内蔵系、皮などいろんな部位の肉)」を楽しめる豚焼肉のお店なんです。
韓国でいただいたお肉は、ベタに、「サムギョプサル」や、「プルコギ」だったのですが、今回は今までとは、一味違った変わったお肉をいただきます。
こちらが店内。まぁ、お店に着いた時は、すでに11時を回ってましたからね・・ちょっと、ガランとしてますが、こちらは、午後16時から、翌朝4:00まで、営業されています。なので、夜遅くご飯をいただくには、もってこいのお店です。
で、早速、オーダーです。が、実はこちらは、全く、日本語が通じないお店なんです・・。なので、オーダーは、友達が、教えて貰ってたものを、メニューから見つけてオーダーです。ハングルで、一番上に書いてある、「カルメギサル(500g) 15000ウォン」をまずオーダー。
友達が持参してきた「虎の巻」によると、ここは1人前がかなりの量とのこと。 3人とは言え、まずは、それだけをオーダーです。
しばらくすると、こちらが運ばれてきました。「タレ」と付け合わせの野菜達です。
「豆もやしナムル」、これは、結構、イケる!
「チョレギサラダ?」 う~ん、こりゃ、個人的には、イマイチかな・・。 お約束のパンチャンは、勿論、おかわり自由。これを、お肉が来るまで、チョイと、つまんで暫し待機。
で、しばらくして登場したのがこちらの「カルメギサル」 噂通りのかなりのボリュームです。まさに、「肉の塊」って感じ。
この「カルメギサル」と言うお肉、直訳すると「カモメ肉」になるんですが、実際は、鳥の「カモメ」の肉ではありません・・・。
豚の横隔膜と肝の間についているお肉のことで、横に翼のように広がっていてカモメみたいだということで、「カモメ肉」という名前になったとか・・。見た目は、脂はそんなに多くなく、一切れは厚みがけっこうあって大きめです。
早速、これを、焼いていきます。こちらは練炭焼きなのですが、網の使い方がチョット変わってます。 ごっつい鉄網を2枚重ねて、その上でお肉を焼いていくんです。
で、このお肉、厚みが結構あるので、おいしく食べるには、焼くときに焦がさないようにずっとひっくり返さないといけません・・・。練炭なんで、火の調節も出来ないんで、ひたすら、コロコロ~コロコロ~と、トングで転がしながら、いい感じに焼けるまで転がし続けます。
日本では、自分で、焼くことは、フツーのことですが、そう言えば、今まで韓国じゃ、大抵、焼肉のお店に行ったら、お店の人が、ハサミで、チョキチョキ切ってくれてたなぁ・・。セルフで焼いたのは、初めてかも・・・。
普段から、焼肉や、BBQの時には、「焼き奉行」やってるんで、この手のことは、お手の物です。いい感じに焼きあげました。
いい感じに焼き上がったところで、このタレに浸けていただきます。甘酸っぱい、チョット、クセのあるタレで、第一印象は、「なんじゃコリャ?」って感じなのですが・・。
こちらのタマネギを入れると・・・
これが、なかなかいい感じになってきます。「チョッパル」のタレじゃないですが、これが、クセになるというか、だんだんハマってくる感じ。
焼き上がったお肉ですが、、食感は、シコシコしてるんです。同じ横隔膜なので、イメージ的には、牛の「ハラミ」と同じかな。肉の旨みはしっかりあるのですが、脂っぽくないので、パクパク、イケちゃいます。
珍しいのはお肉だけじゃありません。この料理、薬味も、ちょっと、変わってます。ピリ辛のコチュジャンのタレは、まだしも、「酢ニンニク」に「きなこ」って・・・。韓国では、ポピュラーなのでしょうか?
ぺロっと、「カルメギサル」を、美味しくいただいて、まだまだ、イケそうだったので、もう一つのオススメ品、「ブソッコギ(600g) 15000ウォン」もいただくことに。
それが、こちら。なかなか見た目は、グロいです・・。こちらは、いわゆる豚の「混合ホルモン」的なものなのです。
中身はハンジョンサル(豚トロ)、ヨムトン(ハツ)、ユトン、マッチャン(ホルモン)、コッテギ(豚の皮)、オソリカムトゥ(豚の胃腸)と全部で6種類入っているそうです。
この一番上に板状で乗ってるのが、「コッテギ」、という、「豚の皮」です。こちらのモノは、八角?っぽいもので、ちょっと味が付いています。漢方っぽい風味で、ちょっと、クセがあります。初めて、食べるものなので、コレがデフォかちょっとわからないのですが・・。
こちらは、「マッチャン」 マッチャンとは牛の第四胃袋(日本語ではギアラ)です。
「ハンジョンサル(豚トロ)」と「ヨムトン(ハツ)」、
これを先ほどの網に乗せて焼いて行くわけですが、何せ、どれも、全部、大ぶりなんです・・。
なので、セルフで、ハサミを使ってカットして行かねばなりません・・・。まずは、「コッテギ」をチョキチョキと・・。
続いて、マッチャンも、バシバシ切っていきます。ただ、このハサミ、チョイと、切れ味が悪い・・・。
で、これも、いい感じに焼き上げていきます。「コッテギ」は、表面がカリッカリに焼き上げていただきました。イメージ的には、「鳥皮」みたいかな?っと思ったのですが、それより、「グミ」っぽい仕上がり。味は、前述の八角風味。個人的には、この味付けじゃなかったら、もう少し、美味しかったかな・・。 でも、コラーゲンたっぷりで、こりゃ、明日、お肌プルプルだわ。
マッチャン、や、トントロなどは、こちらの、タレに付けていただきます。これは、胡麻油に塩コショウと間違いないタレです。ちょっと、パンチが足らなかったら、カルメギサルのタレに付けてもいいかも。
このブソッコギ、正直、どれがどの部分の内臓なのか良く分からなかったんですが、一つ、凄いコリコリのモノがあったんです。ホント、メチャメチャ、コリコリしてて新食感で、美味しかったなぁ。
牛のホルモンとは、またちょっと、違って美味しかったです。ちなみに、牛のホルモンもあるみたい。今度は、それも食べてみたいなぁ・・。
明洞から、ちょっとしか離れていないのですが、価格は、半額ぐらいで食べれたかも。
「カルメギザル」と「ブソッコギ」、初めて食べましたが、ホント、美味しかったです。 しかも、メチャメチャ、安いし、ボリュームも満点。
地元でも、大人気で、ゴールデンタイムなら、行列必至らしいですね。遅い時間でかえって良かったかな。ここも、再訪必至です。
食べ終わると、時間は12時を回ってました・・。 韓国、最後のディナーも、大満足でいただけました。お店を出ると、雨も、ほぼ上がってて、帰りは、あの地下道を通らなくて帰れました・・・。
さぁ、最終日の明日、晴れるかな・・・。
さぁ、いよいよ、ソウル、最後の朝。自分は、ちょっと、早起きして、ソウルで、コリアンドリームを掴もうと、一発、大勝負!っと、こっそりと、出かけて行ったのですが・・。それは、また明日。
明洞はやっぱり割高ですよね~豚の皮は食べたことありますが、内蔵系はまだトライしてません~きな粉は良く出ますよね。サムギョプサルの時にも出すお店ありますが、私もそんなに合わないと思います、、、U+C65C?今度韓国語の先生に聞いて見ます~o(^▽^)o
マシケッタ~食べたいなぁ(^O^)/
キウイジュース美味しいですよね。韓国のモノは一味違うように感じるのですが・・。
今まで、明洞でしか、食事をしてなかったので、ちょっと、離れただけで、かなりお安くいただけることが分かったことも大収穫。
今度は、麻浦あたりで、サムギョプサル食べたいなぁ・・。