20世紀写真史に大きな足跡を残したメキシコの巨匠、マヌエ ル・アルバレス・ブラボ(1902-2002)。革命の動乱を経て、壁 画運動や前衛芸術が盛り上がりを見せた1920年代末に頭角 を現し、最晩年の1990年代末に至るまで、一貫して独自の静 けさと詩情をたたえた写真を撮り続けました。
日経でも好意的に紹介されていた本展、外せませんよね…
歴史を感じる白黒写真(現像)に懐かしさを感じつつ…
100歳まで生きられたその人生、1920〜30年代のそれが、フリーダとかブルトンなど著名人のポートレート含めて、アーカイブとしても価値があって素晴らしいのですが、老境に入ってのやや抽象掛かった作品も良かったですよ。
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今回はフライヤーも構えての出品で、
冒頭の難波田龍起、宮本三郎といった大家の作品群に興味を持ち、
その後、淀井さんとおっしゃるのだそうですが、「アラブの夜の森」という木の幹を削った相当数の作品や福沢一郎さんの三部作、良かったです。
さて、今回の入場料は1,000円。これが200円割引となって、ぐるっとパス効果は計12,320円となりました。