空を見上げることの多い季節ながら今年はまだ夏…
判じ物みたいな本展タイトル、会期末が迫り、そろそろ松濤に行くことに…
さて事前に調べたところでは私の推し、阪本トクロウさんの作品がフューチャーされている、とのことでしたが、
先ずは展示全体を俯瞰すると今回は地下から始まり、
例えば洛中洛外図屏風のように古来日本においては青い空といった概念で空を絵画において認識することはなく、描写不要なものとして金雲で隠したり下地の白のままだったりしていたのが、
西洋からの影響で次第に空に青い色を乗せるようになっていった歴史を紐解く。
そして、2階に上がってそれらがどの様に日本のアートシーンにおいて受容されていったかコンスタンブルやターナー、ブータンなどの作品も交えて展開。
そのアンカーが阪本トクロウ、殆ど何も意味しない無の世界にサトルな青が美しい…
などなど、写真撮影不可なので文章で紹介するしかない今回、入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計10,100円といきなり大台越え致しました。
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