先の記事で東京都美術館で開催中の「ボルゲーゼ美術館展」に行った報告をしたのですが、その際の”付録”で同展目玉の一つ、カラヴァッジョの”洗礼者ヨハネ”とその他の作品の理解を深めるため、キリスト教の”聖性”について調べていた時、こんな作品をネットで見つけた、と述べました。
その際のtokyoboyのコメントは:
宗教画っぽくない、写実的なカラヴァッジョの実力が分かる作品だと思いました。
なんですが、理由はえらく色っぽいからで、その絵が左の「聖カタリナ」です。
で、その後上記美術展HPに言及されていた映画「カラヴァッジョ」の紹介HPにアクセスしたら、明日、2月13日に公開とのこと。
で、予告編がネットで見られるのでちょいとクリックすると、上の絵が出て来ます。モデルはカラヴァッジョが愛した娼婦、のようです。事前知識無しに背景を当ててしまったようです。
カラヴァッジョの作品には、tokyoboyがミラノ、アンブロジアーナ絵画館訪問の際気に入って彼を知る切っ掛けとなった「静物」や最高傑作といわれる「洗礼者ヨハネの斬首」があります。
いずれ、レンブラントにも大きい影響を与えた、という彼の映画、見に行かなくっちゃ
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