「もの派」の重鎮、ってこれだけその類の企画展に行って来ながら、
正直言って、それぞれの企画展で説明される「もの派」の定義、その視点の“売り”というのが今一見出せない私。
もの、石🪨とか金属、木材、その他何でも、をそこに置いた様な作品が戦後のアートシーンでどうインパクトがあったのか、は多分そうだったのでしょうが、
吉田克朗さんというやはり「もの派」の中核を成した方の企画展ということで、もう一回そのことを確認したい、よ北浦和まで出向きました✊️
こちらがフライヤー、吉田さんが「もの派」の中核として活動されていた期間は短いそうで、
このフライヤーも、吉田さんの制作人生を辿った展示なんだ、と知ります。
今回も冒頭ちょっと行ったところに“ああ、これか⁉️”という石や木材など使った作品の部屋はありましたが(以下参照):
殆どのオリジナルは無くなっているそうで、今回の巡回展のため復元したというそれらは確かに「もの派」なのですが、冒頭の私の疑問には答えてくれなかった…
それよりも吉田さんの画?業の包括的な展示。
その多岐に渡る作品、制作メディアなどの多様性含め、に惹きつけられて展示を楽しみました。
冒頭がいきなり人生後半の から始まって、その時には私も心の準備も出来ておらず??から入ったのですが…(今回は巡回展ということで、それまでの会場と差別化を付けるためクロノロジカルな展開を避けたらしいのですが、私ら大阪まで行く訳ではないので、ちょっと困惑しましたかね。
ということで、以下はこちらでの展示順に関係なく本ブログバージョンでお伝えします:
そして最終盤から展示冒頭のところに配置された作品群、「触にふれる」がタイトル。
アクリル、黒鉛、木炭などの素材で人型だったりをその本質性と向き合う様に現した作品、時には吉田さんのハンドタッチで、がインパクト大💁♀️🙆♀️
「結局私はものに拘っている」的メッセージが妙に納得だった今回、その入場料は1,100円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計9,650円と大台越え直前です。
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