薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

こども病院のボランティア活動

2014年10月31日 | 日記
ちょっとご無沙汰してしまいました。

今回は、ボランティア活動についてお話しします。

千葉県のこども病院に「かるがもハウス」という宿泊施設があるのをご存じですか?

高度医療を提供するこども病院には遠方からの患者も多く、その家族が泊まれる施設です。

キッチン・トイレ・お風呂付きの部屋が5室あり、共用の広いリビングには洗濯機も完備!

昨年8月から毎月第1・3・5週の金曜日、清掃ボランティアをしています。

息子が卒業した袖ケ浦特別支援学校は病院から徒歩3分にあり、学校の卒業生・在校生の保護者

に声をかけ、「あした天気になあれ」というグループを作りました。

名前の由来は、関西フォークソングの世界では有名な 加川良(かがわ りょう)が1970年代に

作った曲なんです。レコードを持っているので時々聞くんだけど、これ、もう廃盤でしょうね・・・。

「あなただけが この道のりを わかってくれる」って詩が、障がいをもつ息子のゆーっくりした

成長と重なるんですよ。

清掃ボランティアをしながら思うのは、子供さんの入院に付き添う保護者の方の気持ち。

疲れた体を休める場所として、居心地の良い環境を整えられればと思います。

リビングに置いてあるノートに「気持ちよく使わせていただきました。有難うございます」

なんて書いてくださる方もいて、やりがいがあります。

こども病院のボランティア活動の中でも、かるがもハウスの清掃は定着率が低いと聞いてましたが、

私たちが楽しく続けられている理由は、清掃後のランチかもしれませんね~。

学校の様子、卒業後のこと、自分自身のこと、いろんな話をしながら情報交換できる場になっています。

気軽な気持ちで始めたボランティアですが、私にとって大切な時間になりました。

次回も頑張るぞ~!