薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

市原市肢体不自由児者父母の会 定例会

2014年11月10日 | 日記
毎月第1月曜日に、「市原市肢体不自由児者父母の会」の理事会があります。

今月は祝日と重なったので、第2月曜日に開かれました。

12月3日~9日に行われる障がい者週間と、12月7日に行われる

福祉まつりの展示物や係りの分担など盛りだくさんの議事でしたが、

手際の良い先輩母たちがあっという間にまとめて下さいました。

「市原市肢体不自由児者父母の会」は、袖ケ浦特別支援学校を卒業した

子どもの親が27年前に発足させた会です。

「当時は卒業後に通う所がなく、とにかく必死だった。障がい児のことを

考えてもらいたいと、子どもを連れて市長に会いに行ったこともあった。

市長は口をあんぐり開けて、『この時代にまだこんな子供がいたんですか』って

びっくりしていて、治療を受ければ障害は治ると思っていたらしい。

存在を知ってもらうために、いろんな所に子どもを連れて行ったし、

当初の総会はこどもの国でやってたのよ」と、あっけらかんと話して下さる先輩母。

福祉サービスが充実してきた現在、父母の会に入る人が少なくなってきました。

けれど、障がい児者に対する理解はまだまだ不十分。

先輩方が敷いてくれたレールを、更に充実させて後世につなぐのが後輩の役割。

「行政にお任せしない」「主体者は私たち」という思いを、再確認させられました。

先輩母のパワーはすごいです!    見習わなければ・・・。