薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

3連休になりました

2015年01月11日 | 障がい

3連休、皆様いかがおすごしですか?

週末になると息子を連れて外出する森山家は、上総国一宮玉前神社にお参りしてきました。

1200年の歴史を持つ玉前神社の一の鳥居は、春分と秋分の日に九十九里から上った太陽が鳥居を照らし、

その延長線に富士山頂、伊勢神宮の内宮が遷座したとされる元伊勢・皇大神宮、出雲大社などが並び、

「ご来光の道(レインライン)」とよばれているとのこと。

その起点であることから関東屈指のパワースポットといわれているらしい。

車椅子の息子を連れていくと、階段の多い神社は正規のお参り順路を通れずショートカットせざるを得ないのが

残念。 参拝してから一の鳥居へ。

  

シャッターチャンスの難しい息子が、珍しく正面を向いてくれました。

お参りのあと、九十九里のビーチラインを走りランチタイム。

 

私がオーダーしたレディースセット

主人がオーダーしたサーファーズセット。サーフィンやりませんけど・・・。

 

息子は卵白アレルギーがありペースト食なので、いつも外出時はお弁当持参。

心身ともに発達の遅い息子ですが、雰囲気の良いお店では笑顔でパクパク食べてくれます。

その姿を見せることが障がい者の理解につながるのではないかと思い、毎週末いろんな所へ出かけるのです。

ジロジロ見られるから外に出さない。出さないからわかない。わからないから珍しい。珍しいから見られる。

そんな負の連鎖は自ら断ち切る。

外に出なければ、親切な人に出会うこともありません。

このお店の方も、車から車椅子を出す様子を見て、ドアを開けて待って下さっていました。

人の温かさに触れることで豊かな気持ちになります。

豊かな生活は、行動と受け止め方で変わることもあるのではないでしょうか。