薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

大阪にて 続編

2015年08月14日 | 障がい

昨日は郷土料理を食べた後、息子が小学校でお世話になった担任の先生と、介助員の先生(看護師)が来てくれました。

担任の先生とは10年ぶりの再会。

じーっと見つめ、声をかけてもらうと満足気な表情で思い出したようです。

だーいすきな先生でしたから。

重度で言葉を話せない息子を2カ月間ひたすら観察し、何をやれるかよりもどう感じているかを見つめていて、微細な息子の反応を感じ取ってくれた先生でした。

帰り際のバイバイを息子の手を取ってさせようとしたら、「そんなんせんでええ」

「トモ君、またな」とごく普通に声をかけ、キュッと体に力を入れる息子の様子を見て、「ほら、ちゃんとわかってるんや」と先生。

あー、大切なこと忘れてるよなー私・・・。

介助員の先生は小学生の子供さんを連れて来てくれ、息子が大好きな「かいけつゾロリ」を一緒に鑑賞。

 

息子とは初対面でも不思議がることがないのは、通学している学校にも重い障害をもつ友達がいるから。

息子もそうですが、大阪では重度障害があっても地域の学校が受け入れています。

障害の理解は、大人よりも子どもの方が柔軟に受け止めます。

理屈じゃないんですよね。だから「かわいそう」とは言わない。

障害=かわいそう は、大人の価値観なのかもしれません。

河内長野市は10年以上前から支援学級に、介助員として看護師を配置。その1人目が来て下さった方なのです。

障害があっても普通に暮らしたい。その第一歩は教育現場だと思います。


大阪にて

2015年08月14日 | 日記

ただいま大阪に帰省中です。

大阪と言っても、和歌山と奈良に隣接する河内長野市。

両親は他界したので、留守宅に滞在してます。

年々生い茂るススキで、かつては芝生で美しかった庭は、見るも無惨~💦

草刈りは諦めて、昼食をとりに。

河内の郷土料理「かすうどん」。

「かす 」とは、牛のホルモンをじっくり油がぬけるまで時間をかけて揚げたもので、

お好み焼きの隠し味に使うこともあります。

低脂肪でコラーゲンたっぷり!女性にはたまりませんね~。

ランチメニューで、「かすうどん」には、おにぎり2個が無料でついてくる!

  

おにぎり注文してしまいました~。

 

ちょっと甘めのお出汁は、関東の方にもイケるとおもいます。

大阪にお越しの際には、是非お試し下さい。

おいしかった~!