薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

市原市交流ボッチャ大会

2016年06月27日 | 障がい

姉崎保健福祉センターで行われたボッチャ大会。

「ボッチャを通じて、市原市民とパラリンピック強化選手と障がい者の交流を楽しんでみよう!」ということで、市原市議会からも11名が参加しました。

ボッチャを初めて体験し、ハマりました!

カーリングに似ている競技で、子どもから高齢者まで皆が手軽に楽しめるスポーツです。

ボールを投げるコントロールと戦略が必要です。

でも初心者にとっては戦略なんて考えられず、ただただジャックボールを目標に投げるのみ。

午後には選手のデモンストレーション。

左がリオのパラリンピックに出場する廣瀬さん。白いジャックボールに吸いつけられるような、見事なコントロール。

右は強化選手の粥米さん。スロープの向きや高さを調整してボールをコントロールしています。

同じく強化選手の藤井さん。握力がなく手首に力が入らないとは思えないボールさばき。

東京パラリンピックでは3選手そろって出場してほしい!

彼らの悩みは練習会場。

身体障がい者の多くは体温調整がうまくできないため、外気温に左右されます。

うちの息子も同じで、熱い所にいると体温は38度近くまで上がってしまうのです。

日本のスポーツは根性論だったため、空調設備が整った体育館は少なく、練習会場が限られています。

これを改善してほしいですね~。

障がい者に優しい環境は、子どもや高齢者にとっても優しい環境。

障がい者スポーツであるボッチャを通して、優しいまちづくりを考えていきたいです。