薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

スポーツ教育に重点をおく支援学校が来春オープン

2016年09月24日 | 障がい

1週間前に閉幕したリオのパラリンピック。

放送時間が少なく、議会中ということもあって、なかなか見ることができず残念でした。

銀10、銅14という輝かしい成績に、今後の障がい者スポーツがもっと注目されるようになれば嬉しいです。

というのも、パリンピック選手の中にはスポンサーがつかず、練習から大会に出場する費用を捻出するのに苦労されている方もいるからです。

そこで、ちょっと紹介したい記事が。

日本体育大学が北海道網走市で来年4月、中学卒業後の知的障害のある男子を対象に大学付属高等支援学校を開校します。

1学年40人の全寮制で、スポーツ、農業、芸術活動の3つを教育の柱に据え、将来は知的障害者のオリンピックであるスペシャルオリンピックスやパラリンピックの知的障害者部門の代表になるアスリートの養成も視野に入れているとのこと。

グラウンドには走り幅跳びのピットや160mの直線トラック、柔道場や筋力トレーニング機器を備えながらも、トップアスリートだけに特化した養成機関ではなく、スポーツを中心にしながら職業教育、情操教育を行い豊かな人間性のある人材育成を目指す学校です。

この新しい取り組みがどんなふうになるのだろうかと、注目しています!