薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

女子会は学びの場

2016年07月18日 | 日記

奈良で学生時代を共に過ごした友人2人が神奈川県にいるので、横浜で女子会を開催。

「昨日、祇園祭りやったんやな~」 「そういえば、もうすぐ天神祭りやで」 来月は京都五山の送り火と続きます。 

関西は有名な祭りが多く、そのニュースを見て季節が感じられました。

かつてはキャピキャピギャルだった私達3人は、今や半世紀を生き抜き、それぞれの道を歩んでいます。

友人の一人は学校の図書館司書。

市立図書館の一部が業務委託されてからの問題点や、子どもの読書離れについての話に聞き入ってしまいました。

特に学校図書の選定については

「公立の小中学校の場合、税金で買うものとしてふさわしいものかを考える必要があると思う。子どものリクエストを聞いて購入することが多い学校があるが、ニーズとのバランスを考えなければならない。文章量のあるもの、見てわかりやすいもの、いろんな本をバランス良く選定したい。学校図書の選定は、単に貸出し冊数を増やすことが目的でないはず」

この言葉に胸を打たれました。

もう一人の友人は、学童期の子どもの預かり活動をしています。

そこで問題になっているのが、落ち着きがなく集団生活になじめない児童のこと。

子どもの発達に気になることがあっても仕事をもつ親は相談に行けない、または気になっているが障がいだと認めたくないという親の想いがあって、適切な支援が受けられない子どもの現状が浮き彫りになりました。

「どこまで踏み込んで良いのか?」 友人の苦悩を聞きながら、早期発達支援は専門家だけでなく地域住民を巻き込んだ支援のあり方も含めなければいけないのでは?と感じました。

それぞれの道を歩む友人との女子会は、楽しくもあり学びの場となりました。


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