薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

米寿の祝い

2016年07月31日 | 日記

岡山に住む夫の両親は、今年88才と83才。

介護サービスを受けることもなく元気に過ごしてくれています。

帰省の度に少しづつ年老いていく姿を見ながらも、いつも家は片付いていて窓ガラスもピカピカ。 我が家よりキレイ

義父の米寿祝いのため、箱根に行ってきました。

岡山の両親、神戸に住む長男家族と共に、祝いの宴会。(右手前の息子にお膳がないのは、食物アレルギーがありペースト状のものしか食べられないためで、持参したお弁当を用意しているのでご安心を。)

相当な苦労をされながらも木材の目利きとして海外で活躍し、商社から一目置かれる存在だった義父。

16才で海軍に志願し辛い経験をしてきたこと、結婚当時の苦労話しなど、これまでの人生を語ってくれました。

普段は多くを語らない義父の言葉を聞きながら目頭が熱くなり、ふと見ると、中学3年生の姪が涙していました。

飾らない言葉が心に浸みるのでしょう。

これは5月に会った時の写真です。

重度の障がいをもつ息子にも、義父は普通に語りかけてくれます。

優しい眼差しの奥で見てきたものを知ることができました。

有難う、元気でいてね!

 


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