10月は「市長と町会長で語ろう未来創生ミーティング」が市内11地区で開催されます。
今年も12日から始まり、今日は72町会が集まる五井地区のミーティングに出席してきました。
防災をテーマに、共助を進めていくために地域のコミュニケーション作りの重要性や防災訓練のあり方、地震・水害で異なる避難所の問題、災害時に対応するための名簿の管理など町会長さん達から意見をお聞きし、改めて防災に対する町会の役割の大きさを感じました。
そこで問題になってくるのが、町会未加入者のこと。
町会は加入者から集めたお金で水や食料などの備蓄品を用意しているのですが、避難してきた未加入者に対してもその備蓄品を提供すべきなのか。「あなたは町会費を払っていないから提供できません」なんて、人道的に言えない。加入率が低い町会は、そんな苦悩を抱えて抱えておられるのです。
町会に加入してもらうために、広報を充実させたり防災の取り組みをPRしたり、また町会に関心をもってもらうために楽しいイベントを仕掛けるなど、様々な工夫をされていることには頭が下がりました。
市は町会を「最大のパートナー」としてますが、町会は任意団体です。
自助・共助が9割、公助は1割と言われていますが、共助を担う町会に対して市はどんな支援ができるかをもっと考えなきゃいけないのではないでしょうか。