さて、これは何でしょう?
小湊鉄道が11月(予定)から走らせるトロッコ列車です!
先頭の機関車は小湊鉄道が大正時代に輸入した、ドイツのコッペル社製を原寸大で復元したもの。
石炭ではなく、クリーンディーゼルのエンジンを搭載した現代版に生まれ変わりました。
でも、ちゃんと蒸気は出るんですよ。もちろん汽笛も!
里見~養老渓谷間の9.2キロをゆーっくり走り、平日は2往復、土休日は3往復の運行を予定しています。
里山との一体感を大切にするために、客車の2両目からは窓がありません。
つまり里山の文化やそこで暮らす人の生活、風と空気を感じてもらう道先案内人ということです。
こんな機会は逃すまい!と、運転席に座ってみました。
目の前には、さっぱりわからないスイッチと計器が・・・。鉄道ファンに怒られますね。
小湊鉄道が大正時代に輸入した蒸気機関車は、今回復元したドイツ製1台とアメリカ製3台。
アメリカ製の3台は、この通り現存しています。
1922年にフィラデルフィアで製造された車両は圧巻!
鉄道ファンでなくても魅了されちゃいます。
蒸気を上げながら汽笛を鳴らし走った姿を思い浮かべ、日本の原風景ともいえる里山を背景にして走る現代版のトロッコ列車。
乗るも良し、走る姿を見るも良しです。