スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

ナイトランのライト(現在)2

2010-08-10 | ツーリング
 昨日の続きです。もう少しお付き合い下さい。

 さて、昨日はメインとなるライトのお話をしましたが、ライト1個だと万が一トラブルになった時にどうしようも無いので、サブのライトも必要となります。また、レースやブルベでは必ず2灯以上の装着を義務付けています。

 これらが私がサブとして使っているライトです。



 左から
 OLIGHT T25 Regular LEDライト 190ルーメン
  単3 x 2本 5段階調整 90ルーメンで5時間

 GENTOS DOMINATOR DC-105F LEDライト 160ルーメン
  単3 x 2本 無断階調整 160ルーメンで7時間

 PrincetonTec FUEL LEDライト 43ルーメン
  単4 x 3本 3段階調整 43ルーメンで146時間

 お値段は、OLIGHT > GENTOS = PrincetonTec って感じです。

 ここで、これらライトの照射状況というのかな?を撮影してみました。(マニュアル撮影なので、絞り・シャッター速度は固定です) 



A.お高いトピークライト
全体に明るさが均一でとても使いやすいです。さすが高いだけあるかなと私は思っています。

B.GENTOS
照射角が調整できるのですが、これは実際に使用している角度です。明るさもマックス。
中央の明るい部分に若干ムラがありますが、使いやすくてお値段以上の価値があると思っています。(GENTOSの他のモデルはホームセンターで購入できます)

C.OLIGHT
見て分かるように、若干色が茶色っぽく中心だけが明るいタイプです。24時間の明け方に霧が出る場合があり、普通のLEDライトだと霧では使えないのでこの色のライトを購入しました。しかし、中心だけが明るくハンドルに装着するには使いにくいライトです。

D.PrincetonTec
ブルベでキューシートを見るために購入したのですが、思った以上に明るかったですね。しかし写真でも分かるようにちょっと青っぽく光るので、視認性が悪く路面を照射するには使いにくいです。

 こんな感じですが、ライトを選択する時に「ルーメン値で騙されてはいけません」というのが私の意見です。ルーメンは照射した時の最も明るい部分で計測されているので中心だけが明るくて周辺が暗いタイプ(OLIGHTのパターン)もあります。

 少々数値が低くても、綺麗な配光パターンだと案外使いやすいと思います。

 これは私の好みですが、ハンドルに広角照射タイプ。ヘルメットにある程度スポットがよいかな。頭を動かせば明るい部分が移動して「照らしてる~」感が実感できます。

 それと、ヘルメットへのライトの取り付け位置ですが、普通に考えればヘルメットの先端(おでこの上)になるかと思いますが、ここはあまりお勧めできません。

 まず、光が目に入る場合があり、結構気になります。雨や霧の場合は反射して全く使い物になりません。そして夜中中走る場合だとちょっとした重量ですが、長時間だと結構首に効いてくれます。だから私はヘルメットの後ろの方(乗車姿勢を取った場合に一番高くなる位置)に取り付けています。これだと雨でも使えて疲れ知らずですね。

 以上が、私がこれまでの経験で感じたことです。

 配光パターンが一番重要ですから、できるだけ情報収集してから購入されることをお勧めします。私は『アカリセンター』の『目指せ!ライトマニア』でいろいろと情報収集しています。興味ある方は見てください。

 さあ、これでみなさん!24時間レースに少しくらい出場しようかな?と思いましたよね。まあ出場しなくても、秋にはみなさんとナイトランをしたいですね。