とんとんはうす

「住まい塾」34周年 
築百年古民家暮らし長野
2月は石垣島+鳩間島
 



 

道具箱完成~インテリア木工部

2016年07月10日 | 生活DIY
 小学生の木工指導をしながら、一緒に楽しんでくれた木崎先生の道具箱が完成しました。
子供たちからは1週間遅れましたが、全ての工程を滞りなくこなしてくれましたよ。
「とんとんはうす」ってクセが強いから、素直な方でないとなかなかここまでこれない。マジ嬉しい。

トーチのガス切れで、裏の半分しか焼けなかった。残念。



最後の電動工具は「サンダー」です。ペーパーの交換からマスターしました。



子供クラブの完成



木取り



インパクトドリルの使い方を指導。ビットやバッテリーの交換から・・・
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祝賀パーティ企画部「習志野ヴェントモデルノ」下見。

2016年07月09日 | デジタルサロン部
 米寿の祝賀パーティ開催を依頼されて、「習志野ヴェントモデルノ」を下見してきました。
 サンダル履きで行ってしまったので、思わず「入っていいですか?」ってきいてしまいました。
Aランチ(1500円)とBランチ(1800円)を頼んで、シェアして戴いてみました。

照明が印象に残ります。・・・ソーサーがお洒落。・・・噂のかまどはオープンキッチンに・・・。
      


会長が食しているのはAランチのサラダ。・・・Bランチの前菜とデザート・・・綺麗で、美味しい。
    


外装はシックです。小さいながらプールも見えましたよ。パラソルの下でランチしている方が3組ほど・・・。
テイクアウトも出来ます。
      


「習志野ヴェントモデルノ」・・・イタリアの「美味」と「陽気」を風にのせて
南さんの推薦recommend
http://www.v-moderno.com/
〒274-0060 千葉県船橋市坪井東1-1-11



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バケツ稲栽培(5月23日田植え)~頑張らないと・・・

2016年07月08日 | 衣食住
 7月8日~10日、篝が福島に出張。「バケツ稲栽培」の写真が送られてきました。ショック!
私のと比べて余りの成長の立派さに、焦った篝さん、管理方法をしっかり教えて貰ったみたいです。

 現場の職人さん(兼業)のバケツ稲・・立派



 うちの・・・水を捨てたら肥料をあげる・窒素、リン酸、カリを一握り・・・稲が分結する???




********参考


バケツで「はえぬき」を育ててみよう
http://nmai.org/haenuki_2007/#header




お米ってこうやって作るんだ!「バケツ稲栽培」
http://www.ajiwai.com/otoko/zeal/baketuine.htm

※4 【ブチブチと根が切れる感触が…】
 葉の長さ(高さ)以上の深さまで、根は伸びています。根を切ってしまわないよう、時期を逸さず、早めに植え替えましょう。ここに書いているように、できるだけ手を苗の下まで突っ込み、土をまるごと持ち上げるようにしましょう。苗の根元だけをつかんで、グイッと引っ張ると、それこそ目に見えないような細かい根がブチブチと切れていきます。

※5 【水は5cmくらい溜まる】
 水を溜めることで、温度変化を和らげているのです。また、田んぼの場合には、雪解け水を利用することもできるので、雪解け水に含まれている豊富な養分を利用しているわけです。

※6 【スズメ除けには、写真のように網で囲った】
 ユニディで、30mm格子の網目で、3.6m×3.6mの製品を700円くらいで購入しました。
 実際に張り上げたときのサイズは、高さは2m以下になりましたので、本来正方形になるべき格子が、長手方向に変形し菱形になり5mとなりました。つまり、できあがりサイズは、2m×5mということになります。(5mの長手方向は、「ロの字」形にしましたので、横幅の実行寸法は、2mです。)


※7 【積算温度】
 例えば、積算温度1000度とは、1日のなかの平均気温で25度の日が40日間となります。雨などで気温が上がらず、20度の日が10日あれば、20度×10日+25度×32日=1000度となりますので、穂がでてから42日を要すことになります。今回は、最初の出穂後36日目の10月3日に積算温度が1,000℃を越え(青色のグラフ)、稲刈り時の積算温度は、1,118℃でした。
 ちなみに1週間後にでてきた穂の場合(ピンク色のグラフ)は、積算温度が少なくなります。注意しましょう。
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「マグネット毬」発表しま~す。真似されるかな?

2016年07月07日 | 和紙DIY&日本力
 最近流行りの「クラフト毬」ですが、組み方が難しく、教えて欲しいとよく頼まれます。
そこで、何回でも練習ができるようにしました。先端にマグネットを装着してあります。
強力マグなので、机の上ではクリップを・・・、鏡台の上ではヘアピンを・・・留めておけますよ。
「和紙カフェ」で作るものは、1つとして難解でないものは無いのだけれど、その中でも一番のエリートかも・・・。

リボンの先端にマグネットが装着



何回でも組み方の練習ができるようにしました。



強力マグなので、机の上ではクリップを・・・
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女性ワイン醸造家「グレイスワインの三澤彩奈さん」

2016年07月06日 | 建築・たてもの部
 篝が山梨の韮崎に出張しました。
現場のすぐ前が「中央葡萄酒」というワインメーカーさんで、お土産にワインを買ってきてくれました。
ビックリしました。テレビで何度か見かけて、三澤彩奈さんの作ったワインを一度は味わってみたいと思っていました。
その方の作ったワインだったのです。


グレイスワインのホームページ
http://www.grace-wine.com/about/index.html



 グレイスワイン 三澤彩奈さんのブログ
 ・・・中央葡萄酒ワインメーカーの三澤彩奈です。
新ヴィンテージの紹介から、ワイン造りの作業、今話題の甲州に至るまで、グレイスワインの哲学、ワイン造りに対する思いを、楽しく綴ります♪
http://grace1923.blog.so-net.ne.jp/



勝沼の中央葡萄酒


三澤彩奈さん


明野・ミサワワイナリー・三澤農場
  

篝が買ってきてくれた白ワインは「グレイス茅ケ岳(カヤガタケ)」、ロゼは「グレイスロゼ」
  
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「とんとんはうす大工教室」~酢酸ビニル系について

2016年07月04日 | 木工DIY
「とんとんはうす大工教室」では「ボンド」「ペンキ」は使いません
 小学生対象の「大工職人体験教室・前期」(児童館主催)が終了した。
 「とんとんはうす」の木工の基本は「壊し易い事」~それで接着剤は使わない事にしている。
「酢酸ビニル」を使用した塗装もすすめません。
いずれゴミになって埋められるか、燃やされる。その時の「環境汚染」を防ぎたい。
(あえて塗装するなら「オスモ」を推薦する。「ウコン」「食紅」「紅花」「オリーブオイル」などの食品を使う。
昔番傘などに塗られた「柿渋」は「空と海」で手に入る。その他、天然の顔料、着色料。)



(「酢酸ビニルを燃やすと・・・」
木工用ボンドは酢酸ビニルと水でできているので、完全燃焼させればCO2と水蒸気になると言われている。・・・が、
実際は水があると不完全燃焼を起こし、二酸化炭素、水の他に一酸化炭素、アクロレインなどの有害なガスが発生。
また熱分解し酢酸ビニルモノマーやアセトアルデヒドのガス(有害)も発生。
水がなければ有害なガスも減るが、完全燃焼するにはかなりの酸素比率が必要なので、やはり同種の有害なガスは発生。)


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 「大工職人体験教室・前期」は、全員が自由設計。この作品だけが「木工用ボンド」を使っている。
全面の柵の部分だが、時間があれば「小枝を使って麻ひもで編む・・・」などの工夫が欲しかった。
担当は保育士の岡崎さん。「木工用ボンド」を使わせたいと言ってきたので、・・・仕方なく。



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「現在の建築物は大量の接着剤で塗り固められている」その事への「不安」と「憤怒」がそうさせるのかも・・・。



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9月15日(木)「サントリーホール・オルガンプロムナード」と「迎賓館見学」を同日に楽しめます。

2016年07月03日 | 建築・たてもの部
 但し迎賓館見学は申し込みが必要です。申込期間7月21日から26日 発表8月4日11時から13時の間に送付予定
申し込みはネットで。参加者全員の氏名・住所・電話番号・生年月日が必要です。

内閣府「迎賓館赤坂離宮一般公開」のアドレスは
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html

先着順なので、7月21日(木)に申し込まれるのがいいと思います。



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 サントリーホール 9月15日(木) ランチタイムコンサート  福本茉莉(オルガン)

1991年10月より木曜日のランチタイムに開催している無料コンサート。
パイプ数5,898本を持つ世界最大級のオルガンの響きをお楽しみいただけます。
プログラムはオルガニスト自身が企画し、サントリーホールのオルガンの響きを生かした演奏をお届けしています。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/organpromenade/




 7月21日(木) 野田美香(オルガン)
 9月15日(木) 福本茉莉(オルガン)
10月27日(木) 石丸由佳(オルガン)
11月24日(木) 大木麻理(オルガン)
12月15日(木) 川越聡子(オルガン)、高見信行(トランペット)

※各公演とも12:15開演(12:00開場、12:45終演  会場 大ホール 入場無料





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「大工職人体験教室」の上棟式

2016年07月02日 | 木工DIY
設計から施工までを経験、工具の使い方は大人顔負けの「スーパーキッズ」たち


瑞佳先生と一颯くん「完成です!」
   

篝先生とタケルくん


木崎先生とオウくん


瀬戸先生とソウくん


小松先生とココロくん


鈴木武夫先生とタイセイくん


ハルキ


篝先生と瑞佳先生


とうちゃん
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土木工学者「古市公威」~司馬遼太郎「この国のかたち」より

2016年07月01日 | 建築・たてもの部
<司馬遼太郎が注目した一人の土木工学者>
 東京大学の正門をくぐり左に曲がってすぐの所、殆どの学生が素通りし名前さえ余り知られていない人物の銅像がある。
司馬さんが明治の近代化の秘密を解く鍵とみなした人物、日本の土木工学のパイオニア・古市公威(1854~1934)。
司馬さんに古市について教えたのは、土木工学の世界的権威・東京大学名誉教授の高橋裕さんだ。

「明治の巨大な大人物といえば、やはり古市だろうと。明治の日本の近代化というのは、世界史の中でも特筆すべき。
一挙にね(近代化を)成し遂げられた。その先頭に立っていた一人が古市でしょうね」(高橋さん)
司馬さんは古市のどこに惹かれたのだろうか、東大工学部の図書館に古市の際立つ個性を伝える史料が残されている(留学時代に受けた授業の講義ノート)
 21歳でパリに留学した古市の手書きのノート。数学、物理、建築など新たな知識を溢れる好奇心で学んだ。
古市は自主的にヨーロッパ調査旅行にも出掛けた。「鉄道と海港においては、イギリスの技術はフランスに勝っている」「アムステルダム(オランダ)の運河は、他に類を見ない最も美しい工事である」など一つの国にとらわれることなく、様々な国の技術を柔軟に吸収していった。

その勉強ぶりに下宿の女主人があきれて“公威、体をこわしますよ”と忠告すると、
「私が1日休めば、日本は1日遅れるのです。」といったという。
いかにも明治初年の留学生らしい(「この国のかたち」より)

 フランスから帰国した古市は、国づくりの一翼を担った。力を注いだのは西洋の技術に独自の工夫を加えること。
当時インフラが未整備で、台風や大雨のたびに氾濫を繰り返した日本の河川。
狭くて急流の多い河川の特質に合わせ、堤防の基礎部分に改良を加え、遥かに強固なものにつくり変えた。

「土木技術というか土地に根差す技術というのは、その国の特性というものを踏まえて輸入しないと、単なるものまねに終わってしまう。
そうすると難しい問題がでてきたときに対応できないんです。
たぶん司馬さんもそういう点に強い関心があって、そういう人間的要素が近代化の要因としてあったんだろうと」(高橋さん)

 古市のような人たちが多くの日本人を感化し、西洋の文明を広めていった明治の近代化。司馬さんはそのことを、電気の分配する装置に例えてこう表現している。文明の配電盤。

古市公威は、配電盤そのものだった。帰朝した明治13年以来、内務省土木局に関係して現場設計などに従事する一方、同19年から工学部教授を兼ね、後進を育成した。いわばフランスで得た“電流”を学生たちにくばった。(「この国のかたち」より)

・古市が配った電流は、西洋の文明に強い憧れを持つ日本人に急速に広まっていった。こうして明治の日本はアジアに先駆けて産業革命を成し遂げ“奇跡”と呼ばれる近代化を実現したのだ。明治には、凄味がある。この国のひとびとが、むがむちゅうで産業革命に追っつき、ヨーロッパ風の近代国家を
つくりあげようとした。この国民を興奮させたのは、あたらしいものへの好奇心と、新国家へのロマンティシズムであった。
(「司馬遼太郎が考えたこと」より)

<「道なき道」を進んでいこうとする日本人の本質>
・晩年、日本人が無感動体質になることを危惧していた司馬遼太郎さん。町工場が集まるものづくりの町・東大阪に暮らし、日本人のことを考え続けた。
・東大阪にあるネジ専門の会社に司馬さんの言葉が残されていた。司馬遼太郎直筆の書「道なき道」。小さな町工場で道づくりを始めて80年というこの会社。熱い好奇心で新しい技術を柔軟に取り入れ、新商品の開発に挑み続けてきた。

日本人は技術が好きでした。そして、物が好きでした。一所懸命、道具をつくることに非常に長じた文化史を持ってきた民族です
(「昭和という国家」より)

・「道なき道」未来に何が待ち受けようと、新たな道はきっと切り開ける。
日本がもしなくても、ヨーロッパ史は成立し、アメリカ合衆国史も成立する。
しかしながら今後、日本のありようによっては、世界に日本が存在してよかったと思う時代がくるかもしれず、
その未来の世のひとたちの参考にために、書きとめておいた。
それが、「この国のかたち」とおもってくだされば、ありがたい。(「司馬遼太郎が考えたこと」より)












古市 公威(ふるいち きみたけ、嘉永7年閏7月12日(1854年9月4日) - 昭和9年(1934年)1月28日)は、日本の学者。工学博士。帝国大学工科大学初代学長。東京仏学校(法政大学の前身の一つ)初代校長。土木学会初代会長、日本工学会理事長(会長)
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