トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

木型ができたら型紙です。

2016-07-05 15:05:59 | Boots
昨日の千葉は暑かったです。




私はクーラーがあまり好きじゃなく、車に乗るときもできるだけクーラーは使わないようにしてるんですが
さすがに昨日はクーラーのスイッチを入れたんです。




ところが・・・・・・



いつまで経っても涼しい風が出てきません。





何度かスイッチを入れたり切ったりしながら試してみたんですがやっぱり結果は同じです。





『ガスが抜けちゃってるのかな?』 と思い、知り合いの車屋さんに電話をしたところ 「ガスが抜けてるかもね。」
との事だったので見てもらうことにしました。




原因はやはりガスが抜けていたようで既定値までガスを入れてもらったところ涼しい風が出るようになりました。




イヤイヤ、昨日ぐらい暑いとクーラーの効かない車よりカブの方が快適かもしれませんね。




そして、これからの季節はやはりクーラーが必要ですね。




少し前に古い軽トラが欲しくて物色してたんですが、古い軽トラはエアコンが装備されていないものが多く
『エアコンが無いのってどうなんだろうなぁ・・・・』 と思ってたんですが私にはエアコンが必要という事が
分かりました。




しかし、エアコンの付いてなさそうな窓全開の軽トラに乗っている方は熱中症にならないんでしょうか?










今日は涼しいので工房ではクーラーを入れずに作業をしています。








先日、木型の調整が終わったので次の工程は型紙です。






型紙の裁ち方は様々で、他の職人さんが型紙を裁つところを見ると面白いものです。





私は勤めに出ている頃は靴メーカーで型紙を裁つ仕事をしていたんですが、約15年型紙を裁つ中で
色々は方法を試してみました。



腕の良い職人さんに聞いたり、自分で考えたりしながら今の裁ち方になったんです。






すべての作業に言える事なんですが、型紙にも良い型紙とそうでない型紙があります。




良い型紙とは、木型に吸いつくというと大げさかもしれませんが、木型にピッタリ合った型紙で
尚かつアッパーを作る際にできるだけ手間のかからないものです。



そうでない型紙は木型に合っていないものがそうなんですが、アッパーを作るときにもムダな手間がかかったり
パーツを組み合わせるときに合っていなかったりしちゃうときもあるんです。


そういう型紙で作られたブーツは木型を抜いた後、型崩れをしちゃうこともあります。
(吊り込み方にもよりますけどね。)







今回裁っているのは編み上げブーツとプルオンブーツです。








私の場合、この2つは型紙の裁ち方が違います。






まずは編み上げブーツの場合、木型におおよそのデザイン線を描いておきます。

羽根のラインを描いておきます。

紐穴の位置は私の中の “黄金比” があるので描く必要はありません。




対してプルオンブーツの場合は。

今回オーダーをいただいたお客さまは足が小さかったのでチョロっと線を描きましたが、普段はデザイン線を描かずに
型紙を裁ちます。

プルオンブーツもオリジナルの黄金比があるのでデザイン線は必要ないんです。




デザインはさまざまなんですが、木型に合っていないデザイン線を描くと良い型紙は裁てないものなんですよね。


なので線を描くときから型紙作りは始まってるんです。








木型に線を描いたらテープを貼ります。

木型にテープ貼ったらあらかじめ描いておいたデザイン線をテープの上から描きます。







この後、テープを剥がし型紙用の紙に貼り直します。



でも、そこは企業秘密なのでお見せできません。






カッコいいブーツができますように!!























☆☆☆☆☆☆☆☆  お知らせ  ☆☆☆☆☆☆☆






カワサキ乗りの方限定キャンペーン実施中です。











キャンペーンの内容は木型代を “無料” にいたします。




期間は 7月1日~8月31日






条件として、カワサキのバイクを所有している方限定にします。




条件の詳細は

カワサキの125cc以上のバイク(陸運局のナンバー)を所有していて現在乗られている方

※オーダーをいただくとき、確認のために免許証と登録証を見せていただき、実物のバイクを見せていただくか、1ケ月以内に撮った写真を見せてください。
(免許証・登録証のコピーを取らせていただいたりはしません。)






もちろん通常と同じようにお客さま専用の木型を作り、ハンドソーンウェルト製法で製作いたします。








カワサキ乗りの方はこの機会にぜひオーダーブーツを味わってください。


























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
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U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。