トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

『感動をあたえられる』っていうと大げさかな?

2020-02-11 19:02:13 | その他
youtubeの『エガちゃんねる』 登録者数100万人突破おめでとう






私、エガちゃんねるを見てると元気が出ます。

そして一人で笑ってます。







ふと思ったんですが私の作るブーツもお客さまに喜んでいただけると作りての私も嬉しいですし 「(足に)ピッタリです。」 や 「足に合ってるブーツってこんな感じなんだ。」 と言っていただけると 『喜んでもらえてよかったぁ』 と思います。




このブログでも作ってる過程を紹介することがありますが1足のブーツを作るのにかなり手間がかかってます。


木型の調整から始まり型紙製作、アッパー縫製、つり込み、すくい縫い、底周り製作などなど・・・・・・・

さまざまな工程がある中でも一つ一つの作業を自分なりに納得のいくように作ってます。



例えばつり込んだ後、つま先や踵をポンポンでひたすら叩き木型の形を出すのには時間と神経を使いキレイなラインが出るようにしてます。




そんな思いで作ったブーツがお客さまの元に行き、履いてるときに足元を眺める時間が少しでも増えると作り手としてはとても嬉しいんですよね。





先日もお世話になってる神戸三ノ宮にあるオーダーブティックSUNの店主さんから年初にお渡ししたハーネスブーツを気に入ってもらえてるというご連絡をいただきました。




画像も送っていただきましたよ。

足元だけですがすごくイイ感じです。
SUNさんのパンツとも相性バツグンです。

私が革の選択とデザインを考えてお作りしたんですがこの写真を見ると店主さんにバッチリ似合ってるでしょうね。







『お客さまに感動をあたえる事のできるブーツ』 というと大げさな表現になってしまいますが履いていただくお客さまが履くたびに 「トンリョウのブーツ、イイ!』 と感じていただけるようなブーツを作っていければ幸いです。


そう思うとお客さまの前に作ってる私が感動をいただいてるのかもしれませんね。





























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代     ¥108,000(税込¥118,800)~




 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L : order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。

手先が器用って

2020-02-08 19:58:38 | その他
江頭2:50さん、youtubeでTHE BLUE HEARTSが好きと言ってました。



私もブルーハーツ大好きです。



ここのところCDを聞いてないので今度工房に持ってきて聴こうと思います。







さて、高校生のときに甲本ヒロトに憧れてほっそいGパンが履けるようになろうとしてみたんですがどうにもならなかった私ですが、子供のときや若い頃はときどき「手先が器用ねぇ」と言われました。


絵を描いたりプラモデルを作るのが好きだったからかもしれませんが、言われてイヤな言葉じゃないので嬉しく感じていたのを覚えてます。




今も “物を作る” という仕事をしてますが最近は自分で手先が器用と感じません。


糸を針に通すときはすんなり通すことができるので「俺、器用なのかな?」と思うことがあるんですが私は視力が良いほうなので手先が器用というよりも『よく見えてるから』なのかもしれませんしね。





作業をしていても自分が器用と思うことはありませんよ。



この仕事を始めてから職業を聞かれたときに「自営業です。」と答えるんですがさらに「何をされてるんですか?」と聞かれたとき「靴作ってます。」と答えると「すごいですね。職人さんですか?」と聞かれます。


このブログで以前書いたように自分のことを職人だとは思ってないので「人から見るとそうですかね。」と答えます。
(“職人”って自分で言う言葉じゃなく人から言われる言葉だと思うんですよね。)


すると「靴を作れるなんてすごいですね。」と言っていただけることもあるんですが全然そんなことありません。



私、靴やブーツを作ることはできますがケーキは作れませんし、団子だって作れません。

作れないものの方が多いとも思いますしね。


工房のすぐ近くにある郵便局に行くと職員さんがテキパキ働いていて質問しても明確な返答をしてくれます。

役所に行ったときも職員さんの受け答えの素晴らしさに感心するばかりです。


私からすると郵便局や役所の職員さん、ケーキ屋さんや団子屋さんの方がよっぽどスゴイんですよね。





たまたま物を作る仕事に就いて、あまり作るところを見る事のない靴やブーツを作ってるのでそう言っていただけるんでしょうかね。







でも、20年以上靴作りにかかわる仕事をしてきて今でも変わらないことがあります。


それは作業をしたあとで作業方法が良かったか改善点があったかを考えてます。



木型もそうです。

モデルラストをときどきよ~く見ると気になるところが見つかり修正をします。




そう考えるとやっぱり私は器用だからブーツが作れるのではないでしょうね。

































トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代     ¥108,000(税込¥118,800)~




 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L : order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

手作りにはハンドソーンウェルトの方がいいかな。

2020-02-06 15:28:37 | Boots
みなさん youtubeの『エガちゃんねる』は登録してもらえましたか?


まだの方はお早めに。










工房では神戸三宮のSUNさんから注文をいただいたZIPブーツを製作中です。


SUNさんから注文をいただいたときは工房でオーダーをいただいて作るときと違い、中底にリブを立ててます。



通常中底にリブを立てる場合はグッドイヤーウェルトとなるんですがグッドイヤーウェルトとはすくい縫いを機械でかける製法です。

トンリョウで製作中のZIPブーツはすくい縫いは手作業でおこなうので『リブ立てのハンドソーン』と言ってます。



作業していて通常のハンドソーンと違うことがあります。


どちらも手吊りですがリブを立てた中底の場合は機械で吊り込むことが多く、作ってると 『機械生産の靴』 という事が実感できます。


というのも手吊りだと少々やっかいなところもあるんです。








どこがやっかいかというと・・・・・・・



リブを立てた中底に吊りこんだアッパーはこのようになってます。






リブを立てた中底でも通常のハンドソーンと同じようにアッパーを釘で仮止めしてあります。




ココが違うんです。


既製品のグッドイヤーウェルトの靴やブーツは機械で吊り込むことが多いんですが機械で吊り込む場合は接着剤やホットメルトを使って吊り込むことが多いんです。(ワイヤーを使うこともありますね)


するとトンリョウで作るように釘は必要ないんです。
(ホチキスのようなもので仮止めする場合もあります)



釘が無い状態だとポンポンで叩くにも釘が無いのでリブの近くまで叩くことができますし、そもそも “叩く” という作業をほぼしないで作るメーカーさんも多いです。


作業効率化に長けた機械生産ならではの作り方ですね。





でもトンリョウのように釘を使い、手で吊り込むと釘がジャマになって叩くことができないんです。



なので一度吊り込んでからアッパーの革が落ち着いたころ釘を抜き叩きながらもう一度吊り込みます。



これが通常のハンドソーンウェルトだとこうなります。





一枚のヌメ革に突起を作るため先ほどのリブのような高さがありません。


リブの高さがないのでつり込みで使用した釘を内側に倒してポンポンで叩くことができるんです。


ポンポンで叩くとエッジがキレイに出るのですくい縫いもキレイにかかりますし、横から見たラインもキレイになるんです。




ウェルトを縫い付けて作るというところは一緒でもリブを貼ったものと一枚の革に突起を作る中底では作る上でも違いがあることにあらためて気がつきました。




もう少し改良点がないか考えながら作業してみないといけませんね。

手間はかかりましたがなかなかイイ感じに進んでます。




























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代     ¥108,000(税込¥118,800)~




 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
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E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

ハーネスブーツ履いてみましたよ。

2020-02-03 16:28:55 | Boots
エガちゃんがyoutube始めた!



一ファンとしてはとても嬉しいです。




みなさんもぜひチャンネル登録してくださいね。








さて、1月にこのブログで紹介した試し履き用のブーツを履いてみました。




このブーツです。

ライトグレーのハーネスブーツです。

木型はスクエアのいわゆるハーネスブーツではなく、エンジニアブーツで使うタイプのつま先にボリュームのあるものを使いました。






そしてこのブーツはココを少しアクセントをつけて製作しました。

ふくらはぎをレースアップにしてます。

紐をどうしようか考えてたんですが紐で絞めこまなくてもよい部分なので飾りとして見栄えが良くなるように革紐を使いました。











履いてみると。









ストレートのGパンで履いてみたんですがGパンがベルト部分で引っかかってしまうので何だかシックリいかないです。

この履き方だったらブーツカットの方が良さそうですね。

私、若い頃はブーツカットやベルボトムばっかり履いてました。

今でも20代のときに買ったブーツカットがあるんですけど履けるかなぁ・・・・・・・

今度チャレンジしてみます。





ストレートのGパンがチョットだったので後日あらためてスリムのGパンでトライです。



スッキリしました。




横から見るとこうです。




パンツを入れた方がスッキリしますね。

シャフト丈は9インチなんですが、作ってるときに『チョット短いかな』と思ってましたがこうして見ると違和感無いですね。

このデザインだと10インチにしたら少し間延びした感じになってたかもしれませんね。








そして後ろから。




後ろから見るのがこのブーツは一番イイ感じです。






こうして見るとライトグレーと明るい色のブーツですがGパンとも合いますし、チノパンでもいけそうです。



まだまだ寒い時期が続きますがブーツを履いて足元から暖めましょ!