<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「ANZUCHI」2

2008年09月03日 | ジュリー演劇

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衣装のスケッチです。



真ん中ふたつと左下が信雄の衣装です。



豪華、派手、ジュリーにぴったり・・。



左下は女装でしょうか。



というか、他の役の人が極端に地味ですね(笑)



セバスチャンなんてこの1着だけでしょうか。



いくら主役とはいえ、ジュリーの衣装だけが金がかかってる?



そして舞台美術ですが、こちらは妹尾河童さんです。



巨船の中に幻の天守閣が浮かぶ、と書いてありますが、



実際に見るとどんな感じだったのでしょうか。



「ANZUCHI」とはもちろん、安土のことです。



この場合の安土は、安土文化であり、安土城であります。



織田信長が建立した安土城がどのような運命をたどっていくのか。



物語は荒唐無稽でもあり、史実に基づいているようでもあります。



又、今度は、戯曲の中身についてご紹介したいと思います。



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楽劇「ANZUCHI」

2008年09月03日 | ジュリー演劇

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1987年の画期的なロックオペラ



楽劇「ANZUCHI」はジュリー39歳の時だった。



まだ、加藤直とACTシリーズが始まる2年前の年だ。



作・・・市川森一



演出・・・加藤直



音楽・・・久石譲





「市川森一」はホログラフィック演劇を作りたかった、とあります。



「白状いたしますと、楽劇「ANZUCHI」は、私の、ホログラフィへの果てない憧れが生みだした、かひなき夢の世界なのでありました」





いったいどういうことなのか。



市川森一のこの戯曲を読めばその理由がわかる。



おいおいとその戯曲を元に紹介していきたいと思っています。



                                                        



まずは、配役から。



沢田研二・・・・織田信雄



役所広司・・・・セバスチャン・ダ・クルス



天宮良・・・・織田信孝



桑名正博・・・・トマス・デ・アルメイダ



上条恒彦・・・・竜王・日乗上人



戸田恵子・・・・イブキ



森公美子(二期会)・・・・サキ



足立さつき(二期会)・・・・ヤマジ



一条さゆり(伝説のストリッパー)・・・・ヒアラシ



桑名晴子(桑名正博の妹、シンガー)・・・・タマカゼ



村田香織(ピーターパン)・・・・カミカゼ



女性にはちょっと(注)をつけさせてもらいました。



                                                          



それにしてもすごいメンバーです。



今回、男性も女性も二期会のメンバーが多く参加しています。



俳優役所広司がどのような歌を聴かせてくれるのか、とても興味があるところです。



他のメンバーのほとんどは歌のうまさは定評のある方ばかり。



やはり、この音楽劇の見所は音楽!だと思います。



久石譲は、わずかひと月ばかりの間に25曲ほどの曲を書き上げています。



「自分をほめてやりたい」と書かれています。



果たして、その自信作がどういうROCKなのか。



久石譲の元には、音源があるのでしょうね・・・。



陽の目を見せてやりたいと、久石譲さんが思いさえすれば(笑)



                                                        



思えば、この2年後にはACTが始まるわけですが、



この「ANZUCHI」の成功こそが、これから先のジュリーの音楽劇へのステップになったわけです。



たくさんの方の協力を得られるようになったのも、



この舞台の魅力のとりこになった、制作にかかわる人たちがたくさんいたからです。



この舞台を見ていた音楽家「林 光」は、翌年に「ドン・ジョバンニ」をほとんどオリジナル曲でかきおろしました。



「ANZUCHI」のパンフレットには、数年前から沢田研二で「ドン・ジョバンニ」をやりたいと思っていた、と告白してあります。



そんな「ANZUCHI」



みなさんも見たいと思いませんか?



                                                                                                                                                                    



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