<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「素敵な金縛り」

2013年10月04日 |  映画
2011年 邦画
三谷幸喜脚本・監督

出ている俳優、セリフ回し、雰囲気だけで
三谷さんだ、とわかるのが三谷幸喜作品。

これも、コメディエンヌぶりを発揮している深津絵里がかわいい。

あと特筆すべきは戸田恵子。
他の俳優には申し訳ないくらい演技が巧い。
絶妙なタイミングで、絶妙な表情をする。
もう、この人を見ているだけで、三谷作品は素敵と思う。

主役級の俳優をチョイ役で使う。
それも俳優が喜んで出ているのが印象的。

お話は、まあまあ、というところ。
実際、ストーリーで観客を引っ張るんじゃなく
コメディ部分と役者の豪華さで補ってる部分が多いと思う。

幽霊が裁判の証言台に立つ、というコメディだが、
あまり面白い設定じゃないな、というのが印象。
最近、三谷さんの映画には厳しすぎる私(笑)

というのも、どれも同じに見えてしまうから。
やっぱり常連使うのは、舞台だけにした方がいいと思う。
映画は、ドラマや舞台と違い、
永遠に残る芸術だから。
興行収入を上げられる作家さんには間違いないけど
私は三谷さんは
舞台作家だと思う。

ライブにアドリブに命をかけてもらいたい。
最高に面白いから。

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