<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

儚いもの

2013年10月17日 |  ブログ
私は飛ぶ虫が嫌い。
その代わり、飛ばないものはそんなに怖くない。
怖いものもあるけど。

何故羽がある虫が嫌いなのかというと、
やっぱり、あの儚い羽根が嫌いなんだと思う。

蝶々、蛾など麟粉がついてるもの。
とんぼなど薄い透明なもの。
手で触るとすぐに破ける。
何故、すぐ壊れるものを身につけているのか・・。

羽根も体も同じように見えるウスバカゲロウとかもダメ・・。

硬い羽根で覆われているカブトムシやクワガタ、てんとう虫類なども、
その下の薄い羽根が嫌だ。

この手が触ると「壊れたり破れたりする」ことが嫌なのだ。

そんな儚いものとは反対に、
芋虫などは切られてもOKみたいな感じがする。
トカゲは自らしっぽ切って逃げるし。
ムカデもミミズも踏んだくらいでは死なないし。
丸虫も丸くなってお手上げだし。

私がワニやカバや、トカゲなどが好きなのは
硬い皮膚に覆われているから。
生命力が強いものが安心して接することができるからかもしれない。

この手で命をすぐに絶てるようなものに
怖れを抱くのは当然だ。

この怖れと、怖いは同じ意味なのだ。

人も傷つけることを怖れるのは当然。
傷つけられることよりも
傷つけることを怖れるのは当然のこと。

儚いものは怖い。




コメント
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