EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

タルカス~ザ・ベスト・オブ・ELP 雑感

2019-11-04 16:26:06 | EL&Pのベスト盤等
タルカス~ザ・ベスト・オブ・ELP 雑感


画像 帯とジャケット

ビクターエンタテイメントさんの独自の編集によるEL&Pのベストです。

つまり、国内盤オンリーなわけです。

帯のタイトルは、

「タルカス~ザ・ベスト・オブ・ELP」

となっているのですが、

ジャケットのタイトルには、
「TARKUS」の文字は入っていないという珍しい仕様です。

このCDは、確か、大河ドラマ「平清盛」が放映される頃に、リリースされていたと思います。

このベスト盤は2枚組なのですが、

大抵のプログレファンは、
EL&Pに関しては、

「EL&Pの1枚組のベストアルバムは、メーカーのやる気のない仕事の象徴!」

と思っているかも知れませんので、
その点では、良い仕事をしていると思います。

また、
私みたいに現在進行形で、
朝昼夜とEL&Pが頭の中を駆けめぐっているファンはともかくとして、

「懐かしのEL&P」

という認識の音楽ファンには、
うってつけのベストアルバムと言えるのかも知れないですね。

と書いてから、amazonのレビューを覗いてみると、

本当に「懐かしのEL&P」と思って購入されている方のレビューの方が、
幾つか載っていましたわ。

その方々の購入が、
ビクターエンタテイメントさんが意図していた購買層であれば、
「してやったり」という感じでしょうね。

改めて収録曲を見ると、
なるほど、「EL&Pを懐かしむ」方には、
CD2枚組であれば、十分に事足りると思いました。

大抵の熱心なファンからすれば、
EL&P四部作の曲も、
「海賊」と「庶民のファンファーレ」のシングルヴァージョンが入っているとは言え、
アナログ盤時代の、
ELP四部作のA面、B面は、
かけがえのない素晴らしい楽曲群です。
できれば、ベストアルバムを制作する際に、
A面やB面からも、1曲ずつ欲しいところですが、
時間の関係で無理なのでしょう。

一方、
「展覧会の絵」や「ナットロッカー」を懐かしむ音楽ファンにとっては、
その時のEL&Pの楽曲が、EL&Pの全てという事になるわけで、
欲求を満たすベストアルバムに違いありません。

また、
本ブログでは、音質に関しては、書き手が熱心に追求していなわけですが、
このベストアルバムに関しては、
音の良さを評価しているレビューもありました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年11月4日 yaplog!
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