ザ・ベスト・オブ・ナイス feat.キース・エマーソン CD
このCDの存在を最初に知ったのは、
秋田に戻ってきてから、
所用で上京した時でした。
池袋駅近くのCDショップで見かけたのです。
当時は、1枚組のナイスのベストCDを、
¥2,500-払って買おうという気持ちは全くありませんでした。
その時に、
「どうせ、89年にテイチクで発売していた初期3枚のCDから、
適当に抜き出してベストアルバムを制作したのだろう。」
と勝手に思い込んでいたのです。
中古品を入手してみて、
テイチクとは何の関係もない、
「ジムコジャパン」の商品であった事が解りました。
ブックレットジャケット
帯無しは安い
ジムコと言えば、
キースのソロとかサントラが思い浮かぶわけですが、
ナイスまでリリースしていたとは、
思ってもいませんでした。
キース関連CDを熱心にコレクションされている方にとっては、
当たり前すぎる事なのでしょうが、
私は今頃になって知ったりしているわけです。
CD盤面
ジャケットの英文字タイトルとは異なり、
邦タイトルに寄せたタイトルを付けたデザインになっています
ちなみに、このベストCDは、
英国かドイツあたりから
元となるベストCDがリリースされていたのだと思います。
英Amazon等で同じジャケットデザインの品物を見かけたりしますので。
そこの発売元から日本での発売の権利を、
ジムコが手に入れたのでしょう。
ジムコでキースのCDの解説を書いていた、
笹川さんが、解説を書いていますね。
発売時期は、1994年の4月25日だったようで、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の後になるわけですが、
笹川さんは解説を結ぶにあたり、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」を持ち出しています。
笹川さんは、ナイスではなくEL&Pから入っているので、
リー・ジャクソンの声が好きではなかったのですが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」での、
「夢を追って」のグレッグのボーカルに関しては、
聴くに耐えないものであったと述べています。
笹川さんも最初にナイスを聴いた当初は、
「リーの歌っているとは思えないボーカル」(笹川氏の記述)
と思っていたようですが、
「夢を追ってのボーカルはリーの声がしっくりくる」
と感じたようです。
ブックレットの裏側
プラケース裏と同じデザイン
このジャケットと同じなのだが、
リーの写真だけを白黒にしないと、
何か問題があるのかな
ちなみに収録楽曲は完全一致ではありません
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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