昨日10月17日(水)秋晴れの過ごしやすい気候の中,5年生は以前からご指導いただいている佐々木さんをお迎えし稲の脱穀体験をしました。今回の作業は,昔から使われている「千歯扱き」と「足踏み式脱穀機」の2種類を使って行いました。上の写真「千歯扱き」は稲の束を突き出ている歯の間に差し込んで人の力で引いて脱穀します。
「足踏み式脱穀機」は,踏板を踏んでこぎ胴(逆V字型の針金を埋め込んだ円筒)を自動で連続回転させ,稲の束を押し付けて実をこそぎ落していきます。
20名全員が体験させていただき「とても楽しかった。千歯扱きは引っぱるのが大変だった。足踏み式脱穀機はすごい楽で早くできる。」などの声が聞けました。総合の学習で5月に田植えをしてから当番を決めて夏休み中も成長を観察・記録を続け9月にはカマを使って稲刈りをし,今回の脱穀作業で普段食べているお米に近づいてきました。まだ食べられる状態になるまで手順(精米作業)がありますが,子どもたちは今からとても楽しみにしています。(杉本和也先生寄稿)