10月26日(金)1年生の研究授業がありました。今日の算数の授業のねらいは「13-9のけいさんのしかたをかんがえよう。」です。100玉そろばんでテンポよく授業が始まりました。数の合成を繰り返しながら次は「お話算数」です。千本木先生のお話に集中しなければなりません。「1年生がどんぐりを14個ひろいました。〇さんがほしいと言うので2個あげました。今いくつ持っていますか。」
さあ,今日の授業の中心部分に入ります。デジタル教科書で問題が黒板に映し出されました。「この問題文は,何の話ですか。何が分かっていることですか。質問の文が分かった人。どうしてひき算なのか,どの言葉から分かりますか?」千本木先生がポイントを押さえ確認していきます。子どもたちが問題を理解すると,自分の力で解いてみる「チャレンジタイム」が始まりました。大人と違って,1年生の発想はとても自由です。ブロックを1列に並べて端から順番に9個とる子。1列に並べて,なぜか両端を残して9個とる子。10と3に分けておいて,10の束から9個とって,残った1と3を合わせる子。ブロックを2段に分けて考える子。6個と7個に分けておいて,そこから9個とる子・・・とにかく十人十色の方法で考えていました。
この授業は来週につながっていきます。こんなにたくさんある方法の中から「はやく・かんたんに」できる方法を考え合います。1年生なりに算数の普遍性に気付き,他の計算にも当てはまるのか確かめていくことになります。
1年生の学習態度は立派です。発言する態度もノートや筆箱を置く位置など学習規律もしっかりできています。千本木先生は常に授業の中心部分で,なぜその式を考えたのか自分の言葉で説明できるよう引き出そうとしていました。とても参考になる研究授業でした。