週五日記

ボチボチがんばります

現象学入門

2009-02-03 08:39:31 | Weblog
読了。

フッサールの弟子のハイデガーについて。

客観というのに、振り回されるのも、

違うというのが現象学のメインテーマかな。

結局、人間の欲求に応じた主観で、それに応じた

とりあえずの客観らしきものは、所詮、土台がゆるい

ということかな。


ただ、主観→客観の効果を否定しているわけでなく、

それが、自分発の欲望と、どのようにつながってるかという

一生懸命な積み上げが大事だろうな。

実証結果が普遍化されなくても、やった本人が何か楽しめたり、

気づきを得たり、その後の行動や考えが変わることもあるだろうし。

まずは自分の評価が大事。それに勝るものなしかな。

デカルトとか、サルトルとか構造主義に駆逐されたと

考えるのは安直すぎで、二人がどんな個人的欲望から出発

したかによりそうとおもしろいし、今日まで名が残っているのは、

かなり、皆が納得するような欲望だったんだろうな、と。

コメント
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