週五日記

ボチボチがんばります

姜 尚中の政治学入門&日本辺境論

2009-12-14 08:58:17 | Weblog
姜 尚中さんの本。

博学すぎて、入門出来なかった。

が、憲法に関する教科書的な部分は

、なるほどなあ、と。憲法は、そもそも、暴走しがちな主権者を

縛るためのものだと。そうすると、憲法で、国民が縛られることは

ないという結論に至る。合ってるかな?

そうだとすれば、愛国心と、憲法論議は別だろう、となる。

姜さんの何かの本でも、そんなこと書いてたなあ、とこのブログを書きながら。


日本辺境論は、アメリカ論、中国論ときて、

ズバリ言うわよ、的な感じがする。


オバマさんの演説では、いまアメリカ大変だから、建国の精神にかえろうよ。

つまり、開拓者精神や、移民等々の努力の上に、現在のアメリカがあるのだと。

日本の建国の精神って?何だっけ、という問いさえないと。

でも、坂本竜馬とか多少あるような、ことも思ったが、アメリカほどの

「かえるべき場所」なり「精神」が「明確に」ないと。ほほう。


日本は、他国と比較して「相対的に」自分のポジションを認識してしまう。

GDPが世界で何位とか。そんなもん、「誇り」にならんわな。


あと、集団の空気に弱い。戦争当事者たちも、戦争はイケナイと思いつつも、

「空気感」で、しかたなくとか。「イジメ」とかも、そういうことだろうな。

でも、加護野先生の「組織認識論?」(だったかな?)ではないが、

「集団の知恵」こそが、日本的経営の特徴ともいえる。


それにしても、姜さんと、内田先生のネタ本が似ている。

トゥクヴィルさんとか、丸山さんとか。読んでみたいとも思う。








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