週五日記

ボチボチがんばります

街場のアメリカ論

2009-12-02 08:39:44 | Weblog
内田先生、この本も

かなりイケテる。この本の話と似てるのが、今日の

日経新聞に広告の出てた「日本辺境論?」(正確ではない)かな?

売れてるようだ。さすが。


アメリカ論は、かなりマニアックな本だが。


日本は、アメリカの「従」たる存在であると。

それは、外交的な側面だけでなく、まさにフーコー

の理論のいうように、アメリカを「内部」に取り込んで

、もうアメリカ無しでは生きていけないほどに。

「アメリカに対する欲望」から逃れられない。マックとか、コカコーラとか。


したがって、反米といいつつも、「カワイイ」反米にしかなりえない。


スローフードも、北イタリアの方の「政治的」側面ときってもきれない。

なぜなら、スローフード=地産地消⇒地域以外を阻害⇒ナショナリズム

で、ジャンクフードをバカにする。


あと、歴史において、自分も恥ずかしながら、「因果関係」が大事だと

思っていたが、それを絶対視しては、ダメとのお叱りが。

むしろ、高校までの歴史教育のような、「年表暗記」が基礎知識で、

その基礎知識をベースに、「自分なり」に「因果関係」を考えていきつつ、

「一つの見方だよな」という、冷静な目が必要だと。


それでも、「年表丸暗記」はイカンと思うがなあ。でも、私情てんこ盛り

の「歴史」の授業もキツイ。

      ↓



自己反省、自己反省。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする