『金融緩和の罠』をスターバックスで読みだして、
バックの中にそのまま入れっぱなしで、
ふとバックをあけたら、そういやアベノミクスを理解しようと
思って買ったものの、いろんなところに興味がいって、
でも、せっかく買ったから最後まで読もう、と思って
読むと、『頭から離れない言葉』に出会う。
『お金への執着』。
よくよく考えてみれば、日本の生産能力(あるいは、供給能力)は
その他の国と比べて相対的に優れている。
しかし、デフレや先行き不安によって、みんな『お金に執着』している。
失業、売り上げ減少、産業シフトは、『お金』があれば、なんとか
なる場合も多いので、『お金に執着』することになる。
そうすると、日本全体の景気は、皆が『お金に執着している限り』
良くなることはないのではないか?
にもかかわらず、マネタリーベースとか、金融緩和とか、インフレターゲット
とか、要は『お金の執着を助長する政策』になってはいないのだろうか?
あと、生産能力が機械化等によって良くなれば、
労働力が余るので、『社会共通資本』としての
医療福祉を充実させることによって、
国民全体のQOLの向上にもなるし、雇用創出にもなるし、
その結果として、『実需』がうまれて、景気が良くなるのではないか?と
理論が飛躍しているが、なんとなく、この方向性で考えをブラッシュアップしてみたいと
思う。
しかし、消費税増税・・・。タイミングとか、増税額とか、
難しい・・・。