サブタイトル「一生、車椅子」の宣告を受けたロボット研究者の挑戦
動画で人となりを知って、
1本目の動画では、圧倒されてしまって理解できなかったが、
2本目の動画では、やっと、著者である古田さんの凄みが、腹落ちした気がする。
あと、当然かもしれないが、人間性というか、チャーミングさというか、
動画で、かなり伝わる。
本を読んで、あまりに夢中になり、時間が経つ感覚がなくなった・・・。
一番感動したのは、古田さんが、「チームの重要性」について、
書かれているところ。
こんなに、「チームの重要性」について、説得力がある本も珍しいのではないか?
そして、チームメンバーに対する思いも、この本の記述から、伝わってくる・・・。
そして、チームメンバーや、ロボットの普及への思いが、結果的に、
古田さんの思いが実現しそうな組織の選択になっており、
その選択から、技術も、もちろん重要であるが、組織設計も、
イノベーションにおいて、相当、重要な要素であることが分かる。
あと、古田さんの記述を通じて、
「創業者の思い」や「覚悟」が、どれだけ、イノベーションに重要か、というのも
思い知らされた・・・。
しかし、好きなことを、とことん、体の限界までやっているものの、
楽しんで、理想のロボットをつくっていることを無償の喜びだと思って
いることが伝わってきて、ほんとうに感動した・・・。
日本も捨てたもんじゃない。ほんとに、すごい。