幸せは 幸せは
与えてもらえるものではなくて
自分の中から生まれるもの 芽吹くもの
いつでも どんな時でも
自分を幸せにも不幸にも出来るのは「自分」なんだ
他人のせいや運のせいにはしたくない
- 自分 - 武久ぶく
ブログ『海坂つぶやきの風』
人という字は支えあう形だと 誰かが言った
支えあい 寄りそいあい 助けあいの形
誰もが誰かを支えて 誰もが誰かに支えられている
だけど 人という字はもたれかかり支えあっているのじゃない
人という字は いっぽんいっぽんが
立ち上がろうとして支えあってる形だ と僕は思う
-人という字-より 武久ぶく
ブログ『海坂つぶやきの風』
紅葉、と言えば「もみじ」ですね。
だって、もみじを漢字で書くと「紅葉」なんですから・・・。(^^)
と言うことで、何回かに分けて「もみじ」特集です。
ただ写真だけエントリーしても味気ないので、私の友人の「武久ぶく」さんの「つぶやき詩」の一部を紹介しながらエントリーしていきたいと思います。
ぶくさんは、私と同じ庄内地方(鶴岡市温海地区)在住。NPO法人「武久塾」の塾長で詩人でもあります
44歳の時に脳出血で倒れてから障害者でもあるのですが、ぶくさんの紡ぎだす言葉は何か心をそっと撫でてくれるような力があります。
ぶくさんの詩「つぶやき詩」はブログ『海坂つぶやきの風』で読むことが出来ます。是非是非訪れて見てください。(^^)/
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誰もが 誰かにつつまれて生きている
誰もが 誰かに守られて生きてる
誰もが 誰かに元気 勇気 やる気をもらって生きてる
誰もが この地球の息吹に育まれ 生きている
公園の秋
山形県天童市高擶□□
大学生の娘がはじめての運転免許証の更新ということで、山形県天童市にある山形県総合交通安全センター(県免許センター)に連れて行きました。
単なる更新なら酒田警察署で出来るのですが、初回の更新は講習講義を受けなければならず、酒田警察署で更新手続きをすると2日間に渡っての手続きとなるために、そうちょくちょく帰省できない娘が1日で更新を済ませるためには免許センターに出向かなければならないのです。酒田市から天童市までは高速道路で月山を越えて約1時間30分、結構不便です。(^^;)
講習講義は2時間もあると言うことで、待合室で黙って待っているのも苦痛なので、娘が講義を受けている間に近くにある山形県総合運動公園に紅葉を見に行ってきました。
この公園は、名前の通り野球場やサッカー場、テニスコートなどなど運動施設が集合した公園なのですが、広大な敷地内に山形県内の各市町村の樹木が全て植えられており、山形の豊かな自然を一挙に満喫出来る素晴らしい公園なのです。
天気も良く、木々たちがちょうど良い具合に紅葉していて、秋の彩りをたっぷりと満喫出来ました。
娘の免許証更新のおかげで良い時間を過ごせました。(^o^)arigadoyo~ mokkedano
公園入口の銀杏並木が見事です
親子で枯れ葉をシャリシャリさせて散策です
今、講習を受けている娘をこうやって抱っこして写真撮ったっけ・・・、
懐かしい光景です
こちらでは、お父さんが赤ちゃんを抱っこして
お母さんがパチリッ♪ です
いつまでもお幸せに・・・
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Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県酒田市日和山公園□□
今週、東北地方では初寒波が到来し各地で積雪に見舞われました。
ところが酒田はさすがに風の街、雪よりも風が勝り、ほとんど飛ばされて積雪はありませんでした。
そのかわり、真冬の地吹雪の時のような強風、家もぐらぐら揺れていました。(^^;)
まあ、冬の庄内ではあたり前に吹いている偏西風ですので、さほど驚きはしませんでしたが、おかげで街の木々の紅葉もみんな吹き飛ばされて、きれいな晩秋の紅葉もあっという間に終わってしまいました。
写真は、そんな強風が来る前の日和山公園の桜紅葉です。日和山公園は酒田の桜の名所なのです。
淡い桜花とは対照的な、真っ赤な桜葉の絨毯が綺麗でした。
日和山公園にある旧酒田灯台です。
木造の灯台としては、日本最古の灯台だそうです。
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Nikon D200 TAMRON SP90□□
山形県酒田市山王の森□□
緑色から黄緑色へ、黄色から橙色へ、そして紅へ。
落葉樹たちの葉の色づきは「紅葉」と一口で言ってはもったいないほどの多様性があります。どれ一つとして同じ色づきの葉はありません。
黄色い葉はカロチンという黄色の色素、紅い葉はアントシアニンという赤い色素が、その時の寒暖差や乾燥具合などによって様々に変化する云々、というふうに葉の色が変化するしくみはわかっているのですが、樹木たちが生きていく上でこの紅葉はどのような意味があるのか?ということは分かっていないのだそうです。
葉を落とし、土に還り、栄養となりまた木を育てるだけなら、こんなにもきれいに色づく必要はないようにも思えます。
しかし葉は、その役目を終えて枝を離れる間際に、まるで生きた証を灯すかのようにきれいに色づいて、冷たい風の中へと消えてゆくのです。
色づいた葉を美しいと思うのは
いのちの儚さを感じるから
いのちをいとおしく思うから
今この一瞬がとても大切だと思えるから
「この木も死ぬの?」
「いつか死ぬさ。でも”いのち”は永遠に生きているのだよ。」とダニエルは答えました。
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Nikon D200 TAMRON 17-50□□
山形県遊佐町三ノ俣□□
前回エントリーした「二の滝渓谷」南ノコマイを3キロほど下ったところに「月光川ダム」があります。
眼前に迫る紅葉の鳥海山と、南ノコマイからの渓流沿いにきれいな紅葉を望むことができます。ここは知る人ぞ知る隠れた紅葉スポットなのです。
ここには最近ご無沙汰していましたので、先週に引き続き紅葉を求め行ってきました。
ところが、今週の土日も曇りのち雨。鳥海山は雲の中だし、紅葉も秋の陽が射さずちょっと物足りない写真となってしまいました。
ただ、今週はまだピークではないようですので、来週に期待しようと思うのですが、1週間保ってくれますか・・・。日曜カメラマンの辛いところです。
この月光川ダムから上に2キロほど車で上ると「三ノ俣集落」があります。鳥海山が生んだ三ノ俣集落の神の水「鳥海三神の水」の汲み取り場所としても知られていますが、同じ場所にある農林漁業体験実習館「さんゆう」では蕎麦を食べることもできるのです。
あまり撮影できなかった腹癒せ?に、蕎麦をたらふく食べて帰りました。(^^;)
美味しかったなぁ、新蕎麦。
余談ですが、鳥海山の湧き水が豊富な遊佐町に何故ダムがあるの?と思うのですが、この月光川ダムは水を貯蔵するためのダムではなくて、水害を防ぐための治水のためのダムなのだそうです。
月光川ダムは、県内で初めて治水のみを目的とする「治水ダム」として建設されました。また、洪水調節方式は、県内初めての自然調節、ダム型式はコンクリート部とロックフィル部からなる複合ダム、と先人の工夫も感じられるダムなのです。
月光川ダムや赤い月光川大橋から仰ぎ見る鳥海山の雄大な景観は、実に見事です。
(写真に撮れなくて残念です)
さらに余談ですが、「月光川」の読み方は「がっこうがわ」です。「げっこうがわ」ではありません。遊佐町民以外の方はまず間違いなく「げっこうがわ」と言ってしまうんですよね~。
無理もありませんが・・・。
「月光川」は鳥海山にその源を発し、遊佐町だけを流域とし日本海に注ぐ、遊佐町の母なる川なのです。
遊佐の名水「鳥海三神の水」の汲み取り場です。
車を横付けにして汲める気軽さが良いですよね。
水汲みの人が絶えることがありません。
天気が良ければ、この渓流の奥に鳥海山が
聳えて見えるのですが・・・。
Nikon D200 Nikkor ED70-300□□
山形県遊佐町□□
紅葉を求めて鳥海山 「 二の滝渓谷 」 に行ってきました。
鳥海山は水の山ですのでたくさんの滝があるのですが、その中でも二の滝は有名で飽海三名漠の一つに数えられています。
この二の滝渓谷は別名 「 南ノコマイ渓谷 」 とも言われ、八つの滝を眺めながらの鳥海登山コース(二の滝口コース)の一つなのですが、入り口から一の滝・二の滝まではハイキングコースでもあり、比較的簡単にいくことが出来るのです。
登山口の出発点になる一の滝駐車場へは遊佐町の中心街から車で約20分。赤い鳥居をくぐり、途中一の滝神社と一の滝を通りブナ林の中を紅葉を眺めながら歩くこと20分で二の滝に着きます。
この日の天気は、基本的には晴れなのですが大きな雲が形を変えながらたくさん流れてくるため、陽差しが陰ったり突然射し込んだりするような天気でした。
登山口から渓谷の対岸の素晴らしい紅葉を眺めつつ、一の滝に着き撮影開始。
ところがところが、15分ぐらいしたらなんと雨がパラパラと落ちてくるではありませんか。見上げると、さっきまで青空も見えた西の空に真っ黒な雨雲が・・・。
慌ててカメラをしまい、急いで駐車場へと緊急避難。15分ぐらい待ちましたが、止む気配も無く、そもそも雨具の準備もない軽装で来ており雨に濡れた登山道は足場も悪く危険なために、撮影はここで断念せざるを得ませんでした。自然を侮ってはいけません。
と言うことで、エントリーのタイトルは「二の滝渓谷の紅葉」となっていますが、実際は二の滝の手前「一の滝付近の紅葉」でした・・・。
二の滝口への自動車道を下り遊佐の街が見渡せる場所まで来ると、西の空は晴れておりました。
厳しいです、自然って・・・・・・。(^^;)
二の滝をご覧になりたい方は、私のブログ仲間でもある酒田徒然さんがちょうどタイミングバッチリでエントリーなさっていますのでこちらをご覧下さい。 → 酒田徒然的写真の心
ところで酒田徒然さん、エントリーなさった二の滝、雨にけむっているように見えますが、同じ日だったのでしょうか。雨にも負けず撮影に向かうとは、さすがは師匠っ!(^_^)vエライ!!
二の滝口の入り口から5分ぐらい歩くと
すぐに一の滝に出逢えます。
見事な紅葉に しばし見とれます
シックな色合いが素晴らしい
雲の切れ間から陽が射すと
ハッとするほど綺麗な色が輝きだします。
渓谷道を歩いていると対岸斜面の紅葉に
目を奪われてしまいます。
この葉 一枚一枚が
あの壮大な紅葉の風景です
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Nikon D200 TAMRON SP90soft□□
山形県酒田市山王の森にて□□
色づいた葉が落ちて秋の終わり、
ではありません
落葉たちの詩を聴きながら散策する
それもまた秋の楽しみのひとつです
Nikon D200 TAMRON SP90
Nikon D200 TAMRON SP90 soft
Nikon D200 TAMRON SP90
Nikon D200 TAMRON 17-50
こころの落ち葉 佐脇 喜久子 文芸社 このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 Nikkor ED70-300□□
山形県酒田市山王の森にて□□
街路樹もほとんど葉を落とし、街の紅葉も終わろうとしていますが、風の強くないところにはまだ少し鮮やかに色づいたモミジを見つけられることもあり、一縷の望みをもってまた山王の森へ出かけてみました。
しかしながら、案の定あらかたの紅葉は終わってしまってました。休みの日に天気が良くて紅葉のピークに当たることは滅多にありません。日曜カメラマンの辛いところです。
わずかに残った秋の色を何枚か撮って帰ろうとしたとき、ふと生け垣の上に刺さったモミジの落ち葉が目に入りました。
微かに吹いてくる風がその落ち葉を前後に揺らして、まるで「おいで、おいで」をしているようです。
生け垣の後ろの方には椿の木が植えられています。椿の葉は表面がテカっていて陽の光を反射するのです。
これは良いかも、と思い立ちファインダーを覗くと、案の定 椿の葉の照り返しが玉ボケを作ってくれて良い感じです。
玉ボケを大きくしたかったので長いレンズに交換して、カメラをかまえると、さっきまでサラサラと吹いていた風がピタリと止みました。
パシャッ!
秋がくれた素敵なご褒美のような一枚です。
わたしのもみじ (シリーズ 自然・いのち・ひと) 岩間 史朗 ポプラ社 このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 TAMRON SP90□□
山形県酒田市山王の森にて□□
技術でもなく、知識でもなく
大切なことは
感じること
想うこと
愛すること
紅葉 朝倉 富士子,木立 徹,中堀 為男,河野 恵祐,三枝 弓子 美研インターナショナル このアイテムの詳細を見る |
Nikon D200 TAMRON SP90□□
山形県酒田市山王の森にて□□
風は目には見えないけれど、
目が風を感じるときがあります。
そんな日は、
なんだかちょっと得した気分になります。
おちばひらひら (新 自然きらきら) 七尾 純,久保 秀一 偕成社 このアイテムの詳細を見る |