ブログの更新、ちょっとサボってました。(^^ゞスミマセン。
さて、庄内平野ではいよいよ稲刈りが始まります。
たわわに実った稲穂が、秋の爽やかな風に吹かれて、さわさわと気持ちよく揺れています。
稲刈りが最盛期を迎えると、町中が藁の良い香りに包まれて、とても豊かな気持ちになります。
喜びの季節がやって来ました。
お米の話です。
山形県庄内地方は 『おいしいお米のふるさと』 と言われます。
現在、日本で良食味品種としてブランドを確立している品種は「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」「はえぬき」などですが、これら日本の主要なお米のルーツをたどると、そのほとんどが庄内地方の農民が育成した品種「亀ノ尾」(阿部亀治氏)や「森多早生」(森屋正助氏)などに行きあたるのだそうです。
( → 全農庄内のHP http://www.shonaimai.or.jp/ )
日本中で食べられている美味しいお米。
そのお米は、昔々庄内地方の農民がとても苦労して創り出したお米の子孫なのです。(^_^)v
それに、日本三大品種のひとつに数えられた庄内米の名品「亀の尾」は、現在 復活されていて、酒米としても優秀なため美味しい吟醸酒もつくられています。
(→ 木川屋さんのHP http://www.kigawaya.com/sake/tsukuri/kamenoo.html )
(→ 大沼酒店さんのHP http://www.h7.dion.ne.jp/~onuma/index.html )
私は農家ではありませんが、お米の国に生まれ育った人間として、秋はやはり喜びの季節です。
空が高くなり、トンボがたくさん飛び交う秋の田んぼ。農家の私の友人が言っていました。稲刈りは今でも農家の大仕事で大変だけど、それでも収穫はやはりとても嬉しいものだ、と。
長い長い歴史と人々の苦労に応えるように、庄内平野には今年も金色の稲穂が揺れています。