風の記憶

the answer is blowin' in the wind

世界の約束

2005-12-08 | 


宮崎駿さんの「ハウルの動く城」を見ました。
相変わらずの素晴らしい作品に感動しました。

宮崎アニメを見るといつも感じるのですが、「風」がとても効果的に使われているように思います。
少女の髪をさらさらと撫でる風。傍らの花を揺らす風。草原をざわざわと走る風。
大切なものを見つけたときに吹いてくる心の風。(室内なのに何故か風が吹いてくるのです)
(^^;)
アニメの中の様々な場面で、いつも風が吹いています。

そしてその風が吹いているシーンが心の琴線を微かに揺らし、何かしらの「懐かしさ」を感じます。
そんな、微かに懐かしいシーンが宮崎アニメの魅力だと思っています。

これもまた、「風の記憶」・・・かな?
(10月16日の記述「風の記憶」参照)


今回の「ハウルの動く城」では物語の最後に、自分の心を取り戻したハウルにソフィーが言った言葉が、心に残りました。
 『そうよ、こころって、重いのよ。♪』



それと、このアニメの主題歌「世界の約束」がとても気に入っています。(DVDのラストシーンだけ何回もリピートして聞いています。(^^ゞ )
谷川俊太郎さんの詩と木村弓さんの曲、久石譲さんの編曲、どれもが素晴らしい。
そして何よりも倍賞千恵子さんの歌声が、まるで風のようです

 → 「世界の約束」

 

コメント (13)
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