風の記憶

the answer is blowin' in the wind

ムラサキカタバミ

2008-07-13 | 

Nikon D200  TAMRON SP90soft□□



東北地方の梅雨明けはまだですが、季節はやはり夏です。
夏草たちがぐんぐんと生えてきて、田んぼの畦道や農道をあっという間に埋め尽くしてしまいます。
農家はそんな雑草たちとの格闘の日々です。梅雨の時期は草たちの成長も早く、刈っても刈っても生えてきます。

庄内の農家はとても真面目ですので、この時期はきっちりと草刈りを行いますが、7月の終わり頃から8月いっぱいは草刈りを休むのだとか。あまり真面目に草を刈ってしまうと、カメムシなどの稲の害虫が畦から田んぼの中に移動してしまうのだそうです。
闇雲に刈れば良いと言うことではなく、殺虫剤をなるべく使わずに、田んぼの生き物たちの環境を微妙にバランスをとる、と言うことが大切なのでしょう。

先日、そんな草刈り後の農道を散策していたら、見事に刈られた畦道の隅にムラサキカタバミが小さくきれいに咲いているのを見つけました。
その花の周辺だけ草が刈られておらず、明らかにこの花を刈らずに残そうとした形跡があります。
その刈り残されたムラサキカタバミの花の風景は、何か人の「やさしさ」を見ているようで ちょっと嬉しくなってしまいました。

その様子は残念ながらカメラを持っていなくて撮ることはできませんでした。写真のムラサキカタバミは我が家の庭に咲いたものです。
実はこの写真は昨年の7月に、はじめてデジタル一眼Nikon D200を購入した時に最初に撮った記念すべき一枚なのです。
試し撮りのはずが、ムラサキカタバミがあまりにきれいだったので、シートを敷いて腹這いになりソフトフィルターをつけたりして、いきなり本気モードでの撮影でした・・・。(^^;)




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コメント (6)
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