風の記憶

the answer is blowin' in the wind

岩手山

2012-02-26 | 



 


今回は当ブログでは珍しく庄内以外の風景、岩手県雫石町から見る岩手山です。

岩手山は、奥羽山脈北部に聳える山で標高2,038m。岩手県の最高峰で、山形県の鳥海山や月山と同じく日本百名山に選定されている東北の名峰です。

岩手山は私も大好きな山で、いつも見るのを楽しみにしているのですが、この日は曇り空ということであきらめていたのです。
ところが、秋田県から仙岩峠を越えて岩手県盛岡市に向かう途中、雲が切れて見事な山容を見ることが出来ました。

岩手山は別名“南部片富士”と呼ばれているそうです。
山の東側の稜線が富士山そっくりで、この写真では向かって右側がそうですが、この山の稜線の美しさはじつに見事、まさに富士山です。
この東の稜線片側が富士山そっくりなので“片富士”と言われているんですね。(“南部”とは、南側という意味ではなくて、岩手県の中北部地域が昔「南部藩」だったので“南部の片富士”という意味です。)

下↓の写真の方がわかりやすいと思います。
これは、上の写真の反対方向(岩手県安比高原付近)から6年前に撮った写真で、東北自動車道を北から南に向けて走行していると松尾八幡平の手前あたりでこのような見事な稜線が忽然と現れるのです。
この位置での岩手山のロケーションは感動もの、鳥肌が立つぐらいすばらしいです。
(この写真では左側が東です。)

岩手県出身の宮沢賢治や石川啄木も愛した岩手山。本当に素晴らしい山です。


「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」
- 石川啄木 -





6年前に撮影した岩手山、ほれぼれするスカイラインです。
リバーサルフィルム(確かプロビア)で撮影









こちら側から見た岩手山は、
東側の綺麗な稜線と存在感がある山容が素晴らしい




撮影DATA
Nikon D300s / F80
Nikkor AF-S DX 35mm F1.8G
Nikkor AF 24-85mm F2.8-4D


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コメント (2)
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