風の記憶

the answer is blowin' in the wind

大寒の頃~庄内の暦風景_24

2016-01-21 | 二十四節気

 

 

 いよいよ二十四節気の最後の節気「大寒」です。一年で一番寒さの厳しい頃となります。
しかし、逆の見方をすればこの節気以降は暖かくなると言うことでもあります。凍てつくような
厳しい寒さが続きますが、氷の中にでも木々の芽は膨らみ始め、大地はゆっくりと確かに春に
向い始めています。
この節気の最終日が一年の節目とされる「節分」です。この頃から臘梅の花が咲き始め、春は
もう目前であることを告げてくれます。
そしてまた季節は「立春」へと続いて新しい二十四節気がはじまるのです。
季節は繰り返す? いえいえ、季節は常に流れてゆく姿を私たちに見せてくれるだけです。
二十四節気はその流れてゆく季節の姿に人々が名前をつけているだけなのだと思います。
昨年の立春と、今年の立春とでは、違っているはずです。
そしてそんな心の持ちようのことを「成長」と呼ぶのでしょう。

「二十四節気~庄内の暦風景」と題して庄内地方の季節の風景をエントリーしてきましたが、
お付き合い下さった皆さま、ありがとうございました。

もうすぐ、春です。(^^)/


「 大寒 」 七十二候
 第七十候 ~ 款冬華(かんとうはなさく)ふきのとうがつぼみを出す頃[1月21日~24日頃]
 第七一候 ~ 水沢腹堅(すいたくふけん)沢に氷が厚く張りつめる頃[1月25日~29日頃]
 第七二候 ~ 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)鶏が卵を産み始める頃[1月30日~2月3日頃]

 






鶴岡公園のお堀も雪の中です。






遊佐町を流れる月光川














鶴岡市田麦俣



















酒田市スワンパークの夕暮れ




















蝋梅が春間近を告げてくれます。






雪の下でじっと春を待っていた蕗の薹
命の塊です












撮影DATA
Nikon D300s
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G
Tokina AT-X 124 PRO DX F4
TAMRON SP 90mm MACRO F2.8




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コメント (4)
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