酒田市平田地区の北辺、経ヶ蔵山(標高474m)の西麓にある『 十二滝 』に行ってきました。
この十二滝は、遊佐町の鳥海山麓にある『 二の滝 』、酒田市(旧八幡町)鳥海山東麓の『 玉簾の滝 』と共に、飽海三名瀑と呼ばれる北庄内の三大滝のひとつです。
名前の通り、十二の滝が段々に連なりそれぞれが大小の滝壺をうがち、最後は二つの大きな滝となって瀑布をなしています。
滝見台の案内板を見ると、確かに十二の滝に名前が付いています。(水汲滝・天狗滝・抱き帰り滝・蛇の滝・河原滝・芯の滝などなど)
この一帯は、町から比較的交通の便が良く、車ですぐ近くまで行ける割には深山の雰囲気をたっぷりと漂わせていて、渓谷や紅葉も十分楽しめます。(そのかわり、滝までは駐車場から10分程度とは言うものの、散策コースはアップダウンが結構あって足腰に堪えますが・・・(^^;))
それにしても、深い森の中に幾重にも流れ落ちるこの滝の姿は、錦秋の山の彩りと相まってとても優雅で美しく、いつまで見ていても飽きませんでした。
美しい紅葉の中に流れ落ちる滝は優雅です
小さいながらも各々の滝にちゃんと滝壺がありますね
一番下の大きな滝、右が「河原滝」、左が「芯の滝」
隠れて見えませんが、左の奥に「合格滝」があります
滝のすぐ近くの河原には木製のベンチやテーブルが置かれ、
訪れる人の憩いの場所となっています
ちょっと見えづらいですが、赤い吊り橋がかかっていて、
この橋を渡って滝見台に上ってきます
この滝の流れは相沢川となって、庄内平野を流れ、
やがて最上川に合流し、最後は日本海へと注がれます
道路に架かった橋から見える渓谷です
錦秋の経ヶ蔵山麓です
帰り際、夕日に映えた紅葉の山がとてもきれいでした
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日本の秋の風景ですね
高くて深い山か
北のほうでしか見られない風景なのでしょうね
京都では見られない
信州でもたぶん見られない
房州では不可能な風景です
合格の滝が気になります
東北地方は長らく辺境の地としてあまり開発されませんでしたので(なんたって、みちのく=道の奥ですから。)、まだ知らない素晴らしい風景の場所がたくさんあるんだと思いますね。
地元の方がそれぞれに楽しみ、長らく守っている場所、つまりは日本の原風景と言える風景。
そんな場所を私なりに見つけて紹介していきたいものです。
合格の滝、4枚目の写真の「芯の滝」の左に落ちているのですが、かなり細い滝です。水量が少ないときは落ちないほどのささやかな滝で、それが何故「合格の滝」と名が付いたのか?興味がありますね。
(^^)/
見ていて、飽きませんね。
周囲の紅葉に彩りいただくのか、
滝の色が豊かです。
冬は凍りますか?
学生時代に奥入瀬渓谷の滝の芸術に感動しました。まるで、仙人が杖一本で凍らしたみたいでした。
本当に見ていて飽きませんよね。水って不思議です。
それに加えて、紅葉がまたなんとも良いですよね。日本人で良かったな~・・・。(こんな風景って日本だけかな?(^^;))
冬は凍りますよ。(^_^)v
完璧に氷柱になります。
この滝の写真は見たことがありませんが、この他の三大滝の「玉簾の滝」や「二の滝」は2月頃に氷柱鑑賞会があります。
ただ、暖冬の年は凍らなかったっていう話しは聞きますが。
私はまだ見たことはありません。(^^ゞ
(^^)/
この分だともう紅葉は終わった可能性が高いですね。
玉簾の滝の紅葉も無理だろうなぁ・・・
十二滝は何度か行きましたが、あまりに何も無いので一人だと心細い気がします。
だからこそ、ここで出会った人との挨拶はうれしいですね。
それに、変に観光地化されてないからなのか地元の方のご苦労なのか、ゴミも落ちてないですよね。
ありがたいことです。
ここも氷柱ができるんですかぁ!
一度見てみたい気もするけど、冬山登山並みの寒さ対策をきちんとしないと臨めないんでしょうね。
ちょっと出張していてお返事遅れてスミマセン。
十二滝は有名なわりに玉簾の滝なんかよりずっと観光客が少ないですよね。なんでですかね?
かく言う私も十何年ぶりなんです・・・。(^^;)
この日も晴れた日だったのですが、午後3時頃ふと思い出しまして、それから向かって4時前だったのですが、この季節のこの時間帯ではもうすっかり山陰になっていて露出が足りなくてスローシャッタで困ってしまいました。しかも、なんと三脚を忘れてしまい、撮影は近くの木や石にカメラを固定しての不自由な撮影だったんです。(T_T)
氷柱、出来るらしいですよ。見たことはありませんが。でも、冬期間にこの滝まで除雪してあるかどうかは未確認ですが・・・。
冬山登山並みの寒さ対策、必須でしょうね。
(^^)/